2004-12-18から1日間の記事一覧

「折々のうた」(朝日新聞)に母の歌

十年余の看とり辛からむと友は言ふ独りになるはもっと恐ろし 久恒啓子『「風あり今日は』(平十六)所収。十年余の看病とあるが、作者によると昭和六十二年に夫が脳出欠、症状が意外に重く、右片麻痺、失語症となった。以来十五年間、看病の明け暮れだっとい…