宮崎市保健所で講演

k-hisatune2009-02-20

宮崎市保健所で講演。

宮崎県庁には数年間毎年のように職員研修に通っていたことがあるが、今回は宮崎市の保健所からの要請である。
40人ほどの受講者は、保健師が多いが、栄養士、薬剤師、理学療法士、獣医師、そして事務職などもいる。地域保健関係職員の研修会だ。

「保健所の業務も多様化し、行政職として広い視野を持ちながらそれぞれの業務を見直しながら取り組むことが大切」ということで、そのために私に依頼があったものだ。この講演を企画した人は以前に私の講義を聞いたことがある人だったが、保健所全体に影響を与えて欲しいとのことだった。

保健関係では、今までに全国保健師連合会(東京)、国民健康保健団体連合会(大分)、石川県看護協会(金沢)、茨城県保健師会(水戸)、宮城県保健師会(仙台)宮城県仙南保健所などで講演した経験もあるので、この分野にはある程度土地勘はある。
厚生労働省関係施策の現場の第一線で仕事をする人たちなので、影響力も大きいので、熱心に講義をしたつもりだ。

この10年ほどの行政改革は掛け声は大きかったが、地方行政は財政破綻の危機に襲われるなど完全に失敗したこと。総合計画の作り方の基本的な問題点、説得型行政から納得型行政への転換の必要性、文章と箇条書きによる仕事からの脱却、考える公務員への道筋、、、などを講義する。その後、実習に入る。

アンケートは後で送ってもらうことになっているが、皆さんの感想はいかがだろうか。

宮崎ではワールドベースボールクラシックWBC)の雰囲気を少し感じることができた。