寺島実郎新学長が多摩キャンパスで初仕事

k-hisatune2009-04-02

多摩大学の学長に就任した寺島実郎さんが、目黒の学園本部で理事長、常務理事らに昨日(4月1日)就任のあいさつ。

2日は、午後から、多摩キャンパスにみえた。
まず、事務局幹部との顔合わせ。山田事務局長、矢内事務長、尾崎総務センター部長、川手学生支援センター部長、池田MIC部長、そして諸橋学部長、学長室の私、高野課長、金子主任。

各部門の簡単な業務説明と自己紹介の後、学長からの以下の話があった。

  • 心を込めていい大学にしたい。
  • 中村秀一郎二代目学長の本を読んだ。アカデミズム、インダストリアルズム、ジャーナリズムから教員を集めた。ホテル・レストラン学部構想などが書かれていた。原点回帰。
  • 一昨年の将来構想委員会、昨年の戦略会議に参加することができて、リードタイムがあり幸運だった。
  • インターゼミではface to faceで、ソーシャルエンジアリングを学ぶ中で、中核的人材を育てたい。
  • 留学生(露中韓アセアン)・地方からの学生を入れて雰囲気を変えていきたい。
  • 内向きのマネジメントではなく、心広く前にでるというマネジメントを目指す
  • 具体的目標とそのための実行プランを一緒につくっていく。具体的なアクションにつながる会議。
  • 6ないし7の比重で教育に重心を置いた大学にしたい。
  • 地元との連携、就職支援など、教育の質的充実。
  • 産業界、行政、メディアなどをマージナルに動いているが、そういう活動とのシナジーを生み出したい。

次に、4日の入学式の説明。

新設の九段サテライトで行う学長ゼミ(寺島塾)であるインターゼミ(社会工学研究会)の教員メンバーとの懇談。経営情報学部からは、私、管野先生、酒井先生、グローバルスタディーズ学部からは渡辺先生。これに今日は欠席の多摩大総研の松本先生がメンバー。

インターゼミの打ち合わせの時間から「文芸春秋」の取材が入った。5月10日発売の6月号の巻頭グラビア「日本の顔」で、寺島学長を取り上げることになっており、4日の入学式にも取材が入る予定。

途中、退任した野田一夫前学長代行からも電話が入るなどにぎやかだった。

今日の一枚は、「現代の志塾」をラッピングしたスクールバス。二台が1年間走る。