連休初日は、松本清張、久米美術館

連休初日。

10時に京王線蘆花公園駅から歩いて数分の世田谷文学館に到着。夫婦で松本清張生誕100年記念巡回展を観る。
 前半生の小倉時代と、旺盛な作家活動を続けた後半生に焦点をあてた展示だったので、今回は後半生の部分を中心に見た。
 「別冊太陽 松本清張」「小説日本芸譚」「文豪」「松本清張展」を購入。
 清張は47歳で朝日新聞社を退社し創作活動に専念し、以後82歳で没するまでの35年間に膨大な良質の作品を残している。

13時にJR目黒駅で都内の大学病院で看護師をしている娘と待ち合わせて、食事。
 2年目を迎えてようやく仕事に手ごたえを感じている様子で、一安心。

14時半から、3人で駅前の久米美術館を訪問。
 岩倉使節団に随行し、帰国後「米欧回覧実記」を書いた久米邦武と、その長子で画家の久米桂一郎の絵を紹介する美術館。
 京都の岩倉具視旧宅を訪ねた時に興味を持った人物が久米邦武である。
 68歳で亡くなった息子と、92歳で逝った父親の、死亡年が3年しか違わないのに驚いた。
 「史学の眼鏡で浮世の景を 久米邦武」(高田誠二)「美の人・学の人 久米桂一郎」(神吉貞一)「岩倉使節団 米欧回覧実記」(田中彰)を購入。

17時に、九段の寺島文庫で、寺島実郎さんと同僚教授の管野先生ご夫妻と待ち合わせ。
 近くのグランドパレスホテルで、4人で食事。
 話題に出た「レッドクリフ2」を明日見よう。「レッドクリフ1」はビデオを借りてみることにしたい。

18時半に渋谷の岡本太郎の「明日の神話」の前で妻と待ち合わせをして、井の頭線経由で自宅へ戻る。
 岡本太郎の絵からはエネルギーをもらえるので、最近は渋谷を経由することが多くなった。