札幌に温泉博士・松田忠徳教授を訪問ー温泉学に目を開かされる

k-hisatune2009-06-28

温泉博士として有名な松田忠徳先生を札幌に訪問。
知的生産の技術研究会の出版プロジェクトの取材。東京から私と小林さん、地元から岩瀬さんと松本さんが取材の陣容。藤野のご自宅で4時間取材し、豊平峡温泉でナンとカレーを食べ入浴。モンゴル人の夫人と車で途中まで案内してもらった。松田先生は温泉に命をかけているという使命感にあふれた人で、人柄も良く、ホスピタリティあふれる対応で、すっかり温泉通になった気分だ。以下キーワードのみメモ。
ーーーーーーーーーーーーー
温泉学・温泉療法が効くというエビデンス予防医学・薬と毒は同じ成分(量の問題)・肉体と精神・幸せと健康・入浴すると白血球数が変化・若い人の温泉ブームは直観力・湯治は予防医学・400年・温泉とウオーキングが健康にいい・家康は温泉を庶民のものにした・ぎっくり腰や通風は2回の入浴で治る・年間5万キロ走行・神道と温泉・金がなくなったので知恵を絞る時代・医者は点しかみない・武者先生(東京工大)・薬学や工学はイミテーション製造で本物はない・月に13-4回飛行機で旅行・長野県は温泉療法・温泉療法は点数にならない・ライフワークとして日本温泉史・蔵書5万冊・西川義方が温泉を啓蒙「温泉言史」「内科治療の実際」・温泉と健康・ベルツと草津温泉・日本では温泉に予算をつけない・診断は発達したが治療はだめ・がんも入浴方法でなおせる・低体温がガンになる・1度違うと発症率は5-6倍・発熱と化膿は治る過程(ヒポクラテス)・湯治で一週間で体温は1度上がる・経験学から実証学へ・西洋医学は治療医学だから患部が必要・アメリカでは代替医療や栄養学は半分以上の医学部にある・温泉は若い人と団塊世代の女性が支持・湯治文化・山口県たわら町(リュウマチ)・山形県ひじおり温泉・自律神経が白血球数をコントロールしているののではないか・温泉は空気に触れると酸化するから源泉かけながしがいい・温泉の効能書きは西洋医学的・効能は源泉と浴槽に書くべき・塩素で無菌状態は皮膚にダメージ・本を読む・根気・フィールドワーク(五感)・1日1回の取材で必ず泊まるというポリシー・現場と本の両方で信頼度・飛行機の中で毎月30冊以上の読書ノルマ・書斎で原稿を書く・3泊4日と4泊5日・1冊の本も2-3冊買う・温泉は生きている・北海道の観光は1.3兆円で周辺を含め2兆円産業・温泉の本質は鮮度・98年に1年8ヶ月で2500湯・梅棹忠夫「知的生産の技術」・知研の初期の本・いろいろな角度から見る・欧州はオゾン殺菌・著書130冊超・今年8冊・地産地食・食・7人の観光客は日本人1人に匹敵・インフラ整備は不要・大交流時代・温泉の建築食材器作法能舞台修善寺)・「心の力が抜ける」・眠くなる温泉・母親の羊水・凛とした姿・温泉道・全部違う・家康は1週間の湯治を年3-4回(熱海)・湯治の効果は半年もつ・西洋医学は体を治すが温泉は心と体を治す・死者をよみがえらせる温泉・うつ病別所温泉野沢温泉・人と同じことをやりたくない・温泉学・柳田邦男には温泉はない・高村光太郎・五感・想像力の欠如・手ぬぐいの収集・現場に行くという王道・本物とは何か・本物は残ってきた・イミテーションは価格競争・湯治場では会話とコミュニケーションで心を開く・しなやかな心・和食と温泉とウオーキングと笑い・未病・大分竹田のながゆ温泉・九州の温泉はいつも変化・日本の旅文化はレベルが高い・ああぶらやくまきち(別府)・シャワーは冷え性の原因・汗をかくまで入るな・長湯しない・熊本山鹿の平山温泉(離れで安い)・博多湯・定山渓の山水・豊平峡温泉(ナン)・備長炭・シャワーヘッド・ダイキョウ・メーターに塩素除去器・アトピー退治、、、。
ーーーーーーーー