午前中、大学で仕事を済ます。17日の久恒ゼミ説明会の資料準備でゼミ生二人と相談。
午後。
注目すべきITジャーナリスト・佐々木俊尚さんを目黒の自宅に訪問し、インタビュー。
インタビューまでに読んだのは、「仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)」「2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)」「ひと月15万字書く私の方法 」「3時間で「専門家」になる私の方法」「ブログ論壇の誕生 (文春新書)」。ノマドワーキング生活に入るしかない!
高校時代は政治と哲学に興味があったというが、哲人を思わせる独特の雰囲気を持つ人だった。1時間半のインタビューは知研の八木会長と私で行ったが、新しい知見が随所にあった刺激的な時間だった。以下、取材メモから一部抜粋。写真では、佐々木さんはまん中。
- ITテクノロジーが、構造化と可視化をもたらした。人間関係までも。
- すべての人は何らかの分野の専門家である。ブログをかける。
- パブリシティの時代
- メディアの行方に関心。
- 特定少数に向けたメディアの登場が、ブログ。
- 来年はタブレット元年
- 2000-3000のブログを読んでいる。50本。ブックマーク。つぶやく。
- 70年代は政治の時代、80-90年代は経済の時代、2000年代はテクノロジーの時代。テクノロジーがインフラになっている。テクノロジーがわからないと。
- 有料モデルは、アーカイブとプレミアム戦略。
- つながりと情報へのアクセス
- フロー情報が重要になってきた。ランダムアクセス。
- Twitter #台風
- マスメディアの劣化の原因、政権交代とブログ
終了後、自由が丘に出て、チームで反省会。私は少しだけ一緒にいて、新宿へ。
サザンタワーで、予備校出身で大学業界に詳しい方達と食事をしながら情報交換。いくつか今後のヒントをいただいた。
自宅に戻ったら、「ツイッター 140文字が世界を変える」(コグレマサト・いしたにまさき、マイコミ新書)が届いていた。この本のオビに、「もうブログもSNSもメールもいらない。「つぶやき」だけで十分だ。」(ジャーナリスト佐々木俊尚)という佐々木さんの推薦文がついていた。