愛知教育大学で講義、知研東海の仲間達と懇親会

k-hisatune2010-03-05

朝、東海道新幹線で名古屋へ。名古屋からは、名鉄特急で20分ほどで、知立(ちりゅう)に着く。

愛知教育大学の富山先生に迎えにきていただいた。ミスタードーナッツで打ち合わせをしながら情報交換。富山教授は6-7年前に福岡の広告代理店に勤めていたのだが、縁あって国立大学の助教授として迎えられた方だ。メールなどのやりとりでお付き合いは続いていたが、講義の依頼を受けていたのでやっと約束を果たした。

愛知では、教員になるのは数倍の試験を突破すればいいということだった。地方では教員になるのはなかなか難しいが、東京ではかねや太鼓で志望者を募っている状態だが、愛知はその中間のようだ。大学のある刈谷市は、トヨタ車体日本電装などのトヨタ関連企業の城下町であり、財政はいいようだ。先の選挙で落選したが敗者復活となった自民党の大村議員のポスターが多く貼ってあった。大学生達のマイカー保有率は高い。親は東京などに出すより、自宅から通うことを条件にクルマを買うという層が多いという。

10人ほどの教育学部の3年生に講義を始める。ほとんどが小学校の教師になるのだが、二人ほど中学校の社会科の教師志望がいたし、高校3年生も一人混じっていた。実習もふくめて、13時20分から17時過ぎまでフル回転。正式な授業は富山教授の「デザイン論」だった。美術分野の科目だそうだ。国立大学なので、書類が細かい。

18時過ぎの電車に飛び乗って、伏見ライフプラザという高層ビルの12階にある名古屋ボランティアNPOセンターへ向かう。19時に到着。


知研東海の仲間達との会合である。最初は、知研の動きや、「知の現場」の編集の様子などを説明するという時間になった。加藤さん(NEC出身)、熊倉さん(卓球協会の偉いさん)、木本さん(弁護士)、岩清水さん(紀伊國屋書店出身)、伊藤さん(ティーファス勤務)。二次会は、居酒屋で楽しく飲む。市議会議員の選挙の話題などで盛り上がった。愉快な時間を過ごした。

名古屋駅直結のマリオットホテルがインターネットで半額で泊まれるということだったので、二度目の宿泊をしてみたが、やはりいいホテルだった。外国人が多い。トヨタ関係の出張者だろう。前回は2006年のトヨタ自動車での講演の時だったと思う。あの時はトヨタは絶好調だったが、当時でもアメリカではリコールは多かったから何らかの不安はあり、それを指摘した講演をした記憶がある。今、トヨタハイブリッド車のリコール問題で苦境に立っている。時代は変わる。