日本企業のアジアシフトが鮮明--大学院修士論文最終試験


大学院修士論文最終試験。前日から雪。研究室から。

毎年この最終試験の審査員をしているが、社会人大学院生でもあり、テーマと内容に非常に興味をそそられる。企業の現場で起こっていること、問題意識がよくわかる。
今回は、日本企業のアジアシフトが鮮明であることが印象的だった。また、地域活性化がらみのテーマも出てきている。

次は、私が担当した論文発表。松本先生、斉藤T先生、望月先生、渡辺先生と。

他のテーマは以下の通り

  • 需要曲線から見る医療用薬品の特性と販売戦略
  • 企業コントロール・メカニズムによるMBOの規律付けの有効性に関する考察
  • 新しい公共の実現に必要なプリンシパル・エージェント関係の一考察
  • 水道図面から水ビジネスへの考察--分岐台帳は未来へのコミュニケーション
  • 新華僑・華人経営者のビジネスに関する研究--中国人起業の成功原理を探る
  • 健全な組織として持続的成長を促進し成功に導く発達段階モデルの研究
  • 都市ガス規制緩和が生み出す新たなガス事業者の研究
  • 医療ツーリズムで活かす、日本が得意とする医療分野についての研究
  • B社フランチャイズ加盟企業経営における社内スーパーバイザーの試みと有用性
  • 日本における個人向け電子商取引モデルの研究
  • 中小製造業の経営持続のためのネットワーク・コーディネーション機能に関する研究
  • グローバル競争力強化戦略としてのREACH規制対応推進の方法
  • 企業不祥事発生の構造
  • 自己効力感とその影響因子との関係性--急性期一般病院の看護師を対象として
  • 平成7年から18年までのわが国の有機溶剤中毒事件の解析
  • フォロワー視点のMBB--フォロワーのやる気のアップダウンンと「チームコーチング」
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昼食後は、論文審査会。
引き続き、大学院教授会。
教員ラウンジなどで、金先生、豊田先生、出原先生、菅野先生、諸橋先生らと歓談。

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雪景色。自宅からリビングから。