大学院の授業。句会ならぬ「図会」の座の面白さを堪能

大学院授業の5回目。本日のテーマは「中国・韓国・米国・日本のそれぞれの現状と課題」。新聞の社説と記事、リレー講座のメモ、関係HPなどを題材に図解に挑戦。以下は、大学院の授業(21時40分)後、翌日の朝5時までにフェイスブックにアップされた感想。私も実に面白かった。
俳句は「座の文芸」と言われる。句会は個人の営為によるというより、参加者が一緒に新しい世界を創造しようとする文学である。これに似ている。一人一人が独立して図解に取り組み、それを披露し合うことによって濃いコミュニケーションが生まれ、そこから多面的な見方や共通の発見があったりする創造的な座である。
句会にならって、「図会」とでも呼ぼうか。

  • 本日も講義及びディスカッションありがとうございました。本日の授業では、大きく3つの発見がありました。一点目は、メンバーの皆様と多角的に物事をとらえ、共有することで全体を見渡せること。二点目は、ディスカッションを通じて客観的に捉えることができる点。三点目は、各面との接点が可視化されたことです(各国で【格差社会】というキーワードが共通していた点など)。課題に対して、そのステークホルダーが集まり図解を通して共感することで解決の方向性が合意形成される場を体験できました。先週、部長に図解のイメージを与えることができたと思うので、継続して取り組んでいきます。次回、また現場での実践結果を報告したいと思います。帰宅してニュースをみたら、韓国大統領選の候補者の一人、安哲秀(私の図解の左下の候補者。ソウル大教授、医学、起業家のエリート)が立候補辞退です。本日の授業がなければスルーしていたかもしれません。ご参照ください。http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121123-OYT1T00733.htm
  • 本日もありがとうございました。今日の図解では、特に「パーツ」を意識して取り組みました。まず記事をざっと読み、全体として言いいたい事を把握した上で、全体を形成しているパーツの部分だけを、下書き的に図解に取り組みました。例えば、今日の題材の場合だと、「現状の日本と中国」、「提言されている日本と中国の関係」、「第三者」、「マスコミ」、「識者」について図解し、その後、全体として言いたいことを踏まえ、それぞれの関係性を考えながら位置関係を決めて行きました。こうすることで、前回よりも、書き直す回数が減り、時間内に書き上げることが出来ました。ただ、時間内に書き上げることはできましたが、私の図解はごちゃっとしていて、パッと見て、何が言いたいのかすぐには分からないと感じていますので、この辺りを改善することが次の課題です。次回の、マニフェスト図解も楽しみです。よろしくお願いします。
  • 本日もありがとうございました。図を書いている最中は、文章を読み図を書くことに没頭していて、まるでフィールドで競技をしているアスリートのような気分です。実際に手を動かしていると、思わぬ関係性も見えてきますし、描いた図で関係が上手くフィットすると、良いプレイが出来た時のような達成感を感じます。何よりも頭の筋肉を使っているなあ、という気になります。今日は団体競技で、中国を中心にそれぞれがそれぞれ違う視点から現在の状況を捉えるというエクササイズをしました。図には1人ひとりの個性が出るなあ、とあらためて感心したのと、1つのテーマを複数のプレイヤが描くことで、多様な視点が持てることが、刺激になりました。今後、中国や韓国などのアジアのニュースを聞くときに、今回の図で共有した内容はとても役に立つと思います。ありがとうございました。
  • 本日もありがとうございました。祝日にも関わらず皆で学べたことも嬉しいことです。今日は日本、アメリカ、中国、韓国と各国で起こる選挙戦に向けてそれぞれがどんな状況であるかを多面的な視点で捉えることができました。順調な国などどこにもありませんでしたね。。。新聞にも図解を駆使した記事を載せれば皆の理解も高まるのになと感じます。次回は衆議院解散総選挙に向けた各党の考えを理解するのですよね。先生、マッスル楽しみにしてます。
  • みんなでそれぞれの事柄を図解し、発表することで、平面的に読んでいた文章が立体的になり、頭が整理されやすくなることを実感しました。日本を取り巻く諸外国にも様々な問題を抱えているのだということも、今までよりも深く知ることができました。(今回の授業で改めて、中国が危険水域に近いことを知りました。13億人のいる国が崩壊する可能性・・・どうなるのだろう。今後しっかり情報を捉えるようにしようと思いました。)前回の授業の後も感じましたが、図解の授業が終わった後に新聞を読むと今までよりも内容が頭に入りやすくなっています。図を書いている時の黙々と集中しながら文章と向き合う時間がとても気持ちよく、楽しく思います。しかしながら、どうしても図がどうしても自分本位になってしまっていて、きれいな図解ではないので、相手の立場になって書けるように気をつけていきたいと思いました。2週間後の授業もとても楽しみにしています!
  • 本日もありがとうございました。先日のことですが、約20年振りに「消しゴム」を買いました。図解の必須アイテムですね。さっそく、本日より大活躍してくれたのですが、なんとも懐かしい感触で楽しかったです。毎回思いますが、新聞等の文字から受けとる情報と、図解から受けとる情報って全然異なるものですね。元ネタは一緒なのに、何故か量も質も違って感じます。有益な情報は圧倒的に図解の方が多い。また、情報が受け取りやすい。まだまだ未熟なのでトレーニングしなければ、と再認識。
  • 本日もありがとうございました。この講義で、記事を読むときにどうやって図に描くかを考えて読むようになりました。また書いているうちに、個々の関係性がくっきりと見えさらに全体も把握することができ、とても面白いなと思いました。政治、経済といった複雑な内容でも、図解によりずいぶん頭の中を整理することができる気がしましたし、図解したものを元に互いに意見交換することで、さらに理解が深まるのだと思いました。特に中国、韓国の記事は今まで自分の頭の中で整理されていない部分があり今回も大変勉強になりました。図解は記事を読んで理解したときの何倍も解り易くなることを体験できましたが、どこの部分に焦点を絞るかがまだおぼつかなく、さらに研鑽を積みたいと思います。次回もよろしくお願いいたします。
  • 私は日本の政党の公約を図解したのですが、正直図にするまでは、読んで頭に入らなかったです。これは図にできるかなと思っていたのですが、図にしようとすると、頭の中で「関係」を求めていることがわかりました。一つ一つの言葉だけでは、理解できなくても、他との関係がわかると、なんとなく見えてくる。そこからさらに類推すると、細かいところはわからなくても全体像が浮かび上がっていく感覚がありました。そしてそれぞれの政策一つ一つがいつまでに、誰と、どうやって、など掘り下げていきたい気持ちになります。講義の冒頭に、企画は関係の再構築」とお話されたのが印象的で、企画する立場、企画を聞く立場の人も、今までの関係がどう変わるのか、どう変えていくのかを説明できると双方の理解が深まる気がしました。図解化の習得を進めたいと思いました。次回の講義も楽しみにしております。
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  • 志人物伝(マネジメントデザイン2)の9回目の授業。本日のテーマは「飛翔する構想力」。後藤新平松下幸之助宮崎駿辻村寿三郎youtubeの動画を見せながら授業を展開。
  • 今泉先生とメールと電話でプロジェクトゼミ関係の相談
  • 樋口先生、趙先生。今後の入試は入試委員長主導で実施することになった。
  • 彩藤T先生「来月の学部運営委員会からiPadを使ってペーパーレス会議」。
  • 菅野先生
  • 大森映先生
  • 金子さんと打ち合わせ
  • 夕刻に品川キャンパス到着。松浦さんから明日の大学院公開講座には20人(多い)ほどが出席という報告。
  • 院の授業。12名登録で本日は10名の出席。本日のテーマは「中国・韓国・米国・日本のそれぞれの現状と課題」。新聞社説、リレー講座のメモ、関係HPなどを題材に図解に挑戦。