「グローバル」な日

夜は九段の文庫カフェで知研のミニセミナー。
講師は日本能率協会マネジメントセンターの池淵さん。

サイマル出版会日本生産性本部、日本翻訳家養成センター、日本能率協会と転職を繰り返しながら、国際化とグローバル化を見つめてきた人。現在は通信教育の担当で「MBAマネジメントシリーズ」を手がけている。6月に完成した私の「グローバル・リーダー」コースを担当していただいた。
私との縁は1993年の「ビジュアル表現入門コース」からだからもう20年のお付き合い。大ヒット「図で考えると仕事ができる」コースも。「グローバル・リーダー」コースは多くの企業から申し込みがあるそうだ。

  • 私的「ゴローバル考」(1980−2013年というテーマで話が進んだ。
    • 1980年代は「異文化コミュニケーションブーム」
    • 1990年代はグローバリゼーションが進展するも事件によって一気に冷え込む
    • 200年代は世の中全体のグローバル化の進展

参加者全員からも発言があり、和気あいあいの雰囲気。八木さん、増田さん、池松さん。唐沢さん、金先生、、。
終了後、池淵さんから新しい企画の相談も。

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昨年PHPから出した「30代からの人生戦略は「図」で考える」を台湾で翻訳出版したいとの連絡が入った。城邦文化事業という出版社。

130820

  • ラウンジにて:相談中の今泉先生と豊田先生に割り込み。データサイエンティストの進捗状況。
  • AO入試一期の最終日。オープンキャンパス参加者は昨年対比7割増。内定者は2倍強。順調に推移。
  • 台湾の開南大学の人文学部長の趙先生が来訪。協定校(姉妹校)の締結の確認が互いにとれた。

    • 開南大学は、台北近郊の200万都市にある大学。2000年開学。空港と新幹線駅から15分の立地。5学部で学生数は1万人。観光。応用日本語。社会人MBA40人。国際教養大、拓殖大、宮崎大など日本の姉妹校22校。MITとの提携。空港都市、移民局、多言語。

    • 台湾には160大学。2016年には120から80大学へ。

今日のニュースでは今年上期の訪日台湾人は過去最高の111万人となり前年同期比51.7%の増加。円安と増便が原因。趙学部長の話では特に北海道が人気。

頂いた国際シンポジウム資料の中では拓殖大学渡辺利夫総長・学長の挨拶が興味深かった。拓大の初代学長は桂太郎。3代学長は後藤新平西郷隆盛の長男・西郷菊次郎は台湾の知事。その三男・西郷隆秀は第8代理事長で中興の祖。確か中曽根康弘首相も学長だった時代がある。拓殖大学と1917年にできた開南大学のルーツ・台湾商工学校とは深い縁。開南商学校と開南工業学校は、銀行、信金、保健、製糖、鉄道、土木などで活躍している。