「ガウディ」展--神は完成をお急ぎではない

森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)で開催中の「ガウディ」展を見て来た。

「日本スペイン交流400周年」の特別事業。

アントニ・ガウディ(1852−1926年)は、1882年着工で119世紀、20世紀、21世紀と3世紀にわたっていまなお建築中の「サグラダ・ファミリア聖堂」の建築家として有名である。
この聖堂はガウディ没後100周年にあたる2026年に完成予定とあるから、もう12年経つと世界中の人がバルセロナを訪れるだろう。
ガウディはこの聖堂の第2代主任建築家であるが、今では第9代の主任が担当している。
29歳で主任になったガウディは60歳を超えて一切の仕事をやめてこの聖堂の仕事に没頭する。
74歳のときに、路面電車にはねられて死去する。

  • 人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する。
  • 偉大な本、常に開かれ、努力して読むに値する本、それは、大自然の本である。
  • 独創性(オリジナリティ)とは起源(オリジン)に戻ることである。
  • 神は完成をお急ぎではない

ガウディの人生からは、一生をかける仕事、ライフワークということを考えさせる。

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午後は、JR東日本での社員研修の講師。
今年度の初回でもあり、気合が入った。