門司港レトロの松永文庫を訪問。

門司港レトロの一角の旧大連航路上屋を訪問。
昭和初期の国際旅館ターミナルを改修した大きな建物。
そこに松永文庫がある。

全国有数の映画と芸能の資料館で、3万点の資料を保存している。現在は北九州市の施設になっているが、もともとは松永武という市井の人の個人資料館だった。1997年に誕生し、2009年に北九州市に寄贈、そして2013年

に、この場所に資料展示となった。
松永は1935年生まれ。60年以上にわたって映画のポスター、チケット、パンフ、シナリオ、写真、書籍の収集、そして50年続けている膨大な新聞スクラップ。このスクラップは一日3時間は費やしてきた。映画に加えて演劇、歌舞伎、文楽、歌手、落語、テレビ、三味線などが、切り抜きの対象だ。
収集にあたっては、芸能人、俳優の生き様、生き方に力点を置いている。
松永は19歳で京都の松竹撮影所で働き、映画監督を目指したことがある。
ポスター2000枚、邦画パンフ1700、劇場プログラム1100枚、スクラップ350冊。

ちょうど高倉健の特別展示をやっていた。
高倉健は生涯で205本に映画出演している。
「映画は生きる悲しみを希望や勇気に変える力を秘めている」
「この国に生まれて良かったと思える人物像を演じられるよう人生を愛する心、感動する心を養い続けたいと思います」


夜は中津の同級生たちとの飲み会。

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2月7日。
命日。
岩崎弥太郎 機会は魚群と同じだ。はまったからといって網をつくるのでは間に合わない。

誕生。
阿久悠 常識は嫌いだ。非常識はもっと嫌いだ。超常識がいい。

柳井正 大事なのは環境。自分の能力以上を求められる環境でなければ成長は難しいんです。