東京での国土交通省のヒートアイランド研究会の会合を終えて、仙台へ。
北川元三重県知事を囲む小人数の会(宮城総研主宰)。政界、官界、経済界、言論界から20人ほどのメンバー。野田先生が司会。16時から18時まで。
北川
・野田一夫先生の門下生の端っこにいる
・県議、国会議員、県知事をやってきた
・理論無き実行は暴挙、実行なき理論は空虚
・規則と原則。原則に戻れ
・パーティマニフェストとローカルマニフェスト
・三位一体改革の過程で、闘う知事会になった
・2000年4月の地方分権法までは、首長や行政の仕事の80%は機関委任事務という国の下請けだった。上下関係から対等協力関係に変わった
・TAX EATER からTAX PAYERへ
・アメリカでは市役所は公的なNPOという感じ
・今は国に甘えている首長がほとんど
・人に頼った改革よりも、システムとプロセスで改革。大衆運動、ムーブメントを起こしたい
・行政におけるPRとIR
・北京の蝶々のはばたきがニューヨークのハリケーンを起こす。三重県庁6000蝶々を育て、県民180万人の蝶々を目指した。
・皆さんも蝶々になって欲しい
私からは、三重県庁での数回の講演の感想として、知事を尊敬する職員が多い、元気な職員が多いという感想を述べた。
そして若者の政治意識が低いというのはウソで、公約を図にする授業を行うと選挙権のある学生が100%投票に行ったという事実を説明。そしてマニフェストに図解を噛み合わせれば運動は成功するだろうといいうアドバイスをした。北川さんからは「素晴らしい意見です。新しい学問ですね」とのコメントをもらった。
終了後、北川さんからマニフェスト運動での協力依頼があった。
北川さんには、笑顔の中に、情熱とゆとりを感じた。