天国と地獄

久しぶりのハワイだが、不動産バブルと交通渋滞が印象的だった。アメリカの景気がずっといいので、本土からの旅行者や滞在者が多く、物件は不足気味。同行した友人がロングステイのコンドミニアムの見学をしようとしたところ、お客が多く要望に応えられないかもしれないとの返事だった。またワイキキでマンションの価格を聞くと、2ベッド(100mくらい)で5000−6000万円もするとのこと。

12月の統計では、ハワイには65万人(昨年対比5.5%UP)が訪れて、そのうちアメリカ国内からは45万人(5.7%UP)、外国からは20万人(4.9%UP)そのうち14万人(1.9%UP)が日本人だった。

また12月11日に行われたハワイ・ホノルルマラソントレディス・デイ・ウオークは、参加者の総消費額は1億ドルに達し、州税は440万ドルにのぼっている。26426人(4.5%UP)の参加者のち日本人は82%。日本人は他の地域の参加者より一日あたり100ドル多く消費するという数字も見かけた。


交通渋滞は凄まじい。郊外からワイキキに通う4車線の道路も朝5時半からラッシュが始まり、延々と続く。まさに地獄だとのこと。人口は確実に増加しているのだが、公共交通機関がないのが原因である。今年中にモノレールか電車かの建設を決めるだろうとのことだった。この面では「天国に来たら地獄だった」ということだ。


しかし、そうはいってもハワイは高齢者のパラダイスだと改めて感じる。天候、海、ショッピング、レストラン、、、。


滞在中、ビジネスマン時代の同期入社のY君とその家族に偶然会った。地方の支店長を終えて本社に戻ったところ、脳梗塞で倒れ退社したと聞いていたが、割と元気だった。


6日の夕刻、成田に到着。仙台へ。