「モノを書く」というテーマでの講演だった。ベ平連などの活動で小田実らと一緒に活動をしているなど、小中陽太郎先生は随分と昔から活躍されているし、ラフでおしゃれな服装だったので何歳なのだろうかと思った。1934年(昭和9年)生まれだからまだ70代の初めだった。話を聞いて思ったのは、小中先生はまだ現役のジャーナリストだったということだった。
現在の肩書きは、日本ペンクラブ理事長、中部大学人文学部教授、メディア教育センター長。
・何を書くのか。必然性が必要。それは職業が最大の納得性を提供できる。
・なぜ今書くのか。自分の人生の関係が納得できるか。
・師弟関係(弟子入りせよ)
・応募・懸賞(トライせよ。下読みする人達がきちんと読んでくれる)
・同人誌でも何でもとにかく自分で書くことが大事だ。記録し続けることがモノ書きの条件。どのようにして食うかとはまた別。書きたいもので食うことは難しい。職業上の技術は永遠である。
・NHK出身だから映像に拘っている。
・DVDを使った紹介。本の映像と音楽の組み合わせ。
2次会で久しぶりにご挨拶。