1年間毎日書いたブログの文章量は原稿用紙1200枚で単行本4冊分

このブログを始めた2004年9月28日から2005年12月31日までの内容を1冊にまとめた本がある。自費出版だが日々の記録なので愛着があり、時折眺めている。

同じように2006年1月1日から2006年12月31日までのブログを本の形に編集中だ。

完成すれば「今日も生涯の一日なり 2006年」とタイトルをつける予定である。


この1年間に毎日書いた分量はいったいどのくらいの量になったのだろうかと計算してみたところ、400字詰原稿用紙換算で1200枚になった。単行本は1冊300枚といわれているから、4冊の本の原稿を書いたことになる。毎日3枚強の文章を書いたことになる。

「塵も積もれば山になる」ということわざを思い出した。


敬愛する本多静六博士(1886年生まれ。1952年没。専門は林業。東大教授。莫大な財産を築くが全財産を匿名で寄付)は、25歳からアルバイトとして一日一頁(32字・14行で448字相当)の文章修行を始めた。42歳の時に腸チフスにかかって休んだ分を取り返すために一日三ページに目標を改め馬力をかけたのが新しい習いとなって、一年で千ページというのが新しい取り決めとなった。この習いは85歳までも続いたため、中小370冊の著書を持つようになった。(「わたしの財産告白」)


昨年1年のペースは本多静六が続けたペースとほぼ同じということに気がついた。本多はこういうペースで走り続けたのかという実感がはじめて湧いた。


初めてつくった「今日も生涯の一日なり」というこの本は1年半の分量(471ページ)だったが、今度は1年でその厚みを少し上回る515ページとなる予定だ。

今年も昨年同様に10部印刷して、私がお世話になった師匠格の方々や、親・兄弟などに配るつもりだ。


こういう形で毎年、ブログを書籍化していきたい。