滋賀県の市町村職員の研修センターで3時間ほどの講義。
「政策形成・ディベート・問題解決技法 指導者研究会」の研修プログラムである。
与えられたテーマは「図解で考えるまちづくり----問題発見から政策形成まで」。
社会的合意形成の方法論も交えて話をした。
主査から課長職まで幅広い受講層だった。
大津市、長浜市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、湖南市、近江八幡市、東近江市、
草津市などの職員。琵琶湖の周りに位置する風光明媚な市町村が中心である。
一番大きな市が県庁所在地の大津市で、人口は30万人。他は10万以下がほとんどだ。
所属は、企画調整課、環境保全課、建設監理課、人権推進課、みどりの課、都市整備課、
政策秘書課、政策推進課、文化振興課、自治振興課、観光推進課、IT推進課、都市整備課、
生涯スポーツ課、文化財課、自治振興課、観光振興課、議会事務局、公園緑地課、
建築指導課、都市整備課といったところだった。
22人のうち、女性も7人ほどいて熱心に聞いてもらった。
各市町村で政策形成やディベートや問題解決技法の講師をつとめる資格の保持者たちなので、この研修の成果を生かすことをしてもらったら、影響は大きいと感じた。
滋賀県は新幹線の新駅計画の凍結を掲げた女性知事が当選して話題になっているので、タクシーのドライバーに様子を取材してみた。
「もう半分は出来上がっているし、議会は推進派が多数なので、このまま新駅はできるでしょうね」という返事だった。
終了後、東海道新幹線で京都から東京、東北新幹線で東京から仙台へ。
自宅到着は22時半になった。