放送大学から「図解による表現」という単元への協力要請

放送大学の講座を担当する先生から、来年4月から始まる「問題発見と解決の技法」の中の「図解による表現」という単元への協力要請があった。

この単元の後半は、宮城大学での授業の様子と、私へのインタビューで構成される。


放送大学には350ほどの科目があるが、毎年「問題発見と解決の技法」はベスト10に入る人気科目だそうだ。来年から新しい教材で講義をする。放送大学の受講者は社会人が多いので、仕事を持っている人や仕事をしたことのある人が多いのでこういった科目には興味を示すと思う。


放送大学には、10代から80代のおよそ8万人の学部生と7千人の大学院生が日本全国に在籍している。これまでにおよそ4万人の卒業生(教養学部)と、1千人の修了生(大学院)が卒業・修了している。


放送大学の放送授業プログラム(番組)は、本部の専用スタジオにて収録されている。このスタジオが収録の現場であるが、依頼文書を見るとNHKのディレクターが撮影などの指揮をとっていることがわかる。

2007年1月現在で、学生の所属する「学習センター」は東京都に4か所、その他の道府県に各1か所、学習センターの分室的な役割を担う「サテライトスペース」は7道県に7か所、設置されている。学生は、このいずれかの学習センターまたはサテライトスペースに所属する。


千葉に住んでいてまだ子どもが小さかった頃、妻がこの放送大学に通い「教育と発達」という科目群を卒業している。このため千葉の本部には卒業式などで何度か足を運んだことがある。そのときスクーリングの授業の様子を映した映像をみた記憶がある。熱心な社会人で埋め尽くされた教室で質問がたくさん出ていて教師がタジタジとなっている映像だった。社会人は生半可な答えでは納得しないのだと感じたことがある。


一度つくった教材は4年間使用するとのことだ。

実際の撮影は10月以降になるとのことだが、どんな番組に仕上がるのか楽しみだ。