オーディオブックサイト「FeBe」から茂木健一郎の講演を購入

脳科学者・茂木健一郎の講演をFeBeというオーディオブックのインターネットサービスで入手して聴いてみた。
FeBeはビジネス書や自己啓発本などの書籍、講演などを耳で楽しむオーディオブックのポータルサイトで、
「ビジネス・教養」「実用・趣味」「文学」「講演会等」がメニューとして揃っている。
寒かったが、2回の散歩で1万歩歩いてiPOd touchで1時15分程の講演を聴く。耳で聴きたいために歩くという感覚。

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脳研究でわかってきたこと。
創造性とコミュニケーション力が人間らしさ
創造性=体験X意欲
欲望のエデュケーション
感情の大切さ
天才モーツアルトの音楽環境
情操教育に力を
本物に触れさせること
同じパターンの棋譜は打たないという羽生と谷川の約束
座談と講演の名手・小林秀雄
本居宣長古事記研究の偉業
科学的(数量化できるものを対象)から非科学的な分野の解明へ
脳内現象と説明できるものは存在するということ
クオリアがライフワーク。抜けるような空の青さ、草原の輝き、、が科学の対象。
クオリア研究は100ノーベル(ノーベル賞を100回受賞するほどの業績)の難しさ
質感。感覚

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創造性とコミュニケーション力と茂木は並べて「と」」という言葉でつないでいるが、
コミュニケーションとは、他人とのコミュニケーションと自分とのコミュニケーション
があり、この自分とのコミュニケーションが企画、創造という分野ではないか。
だから大きくまとめると、人間らしさの本質はコミュニケーションにあり、そのもっとも重要な部分が創造力である、ということではないか。
非科学的な分野の解明というが、科学自体が数値に置き換わるものしか対象としてこなかったのであり、科学の扱う分野が小さかったこということではないか。
非科学的というより、茂木の言う科学的と非科学的を合わせて超科学的といった方が実態に合っているのではないか。
小林秀雄の講演録CDを新潮社が出していたからそれを入手して聴こう。
小林秀雄本居宣長研究本も持ってはいるが読んではいないので改めて読みたい。

というようなことを考えながら聴いた。
歩きながら聴くのは、頭が活性化して
集中して聴けるような気がする。