歓送会(学部)であいさつ

今年度最後の、つまり宮城大学での最後の教授会。
退職にあたり御礼の挨拶。
 これまでの10年は冊子「宮城大学「時代の総決算」を参照されたい
 創業期のメンバーが去り、これからの宮城大学は新メンバーで法人化に挑戦を

教授会のあいだ中、一人ひとりの顔を改めて眺めて時間を過ごした。


夜は事業構想学部の歓送会。
本来なら対象者は4人だったが、それぞれの事情で3人が参加できなく
なり、送られる側は私ひとりになった。
学長、数人の事務局幹部、事業計画学科とデザイン情報学科の総計
教員30人ほどでパーティ。

私の挨拶は以下。一人だったのでやや長めの挨拶。
 出処進退の哲学(特に辞め方が大事)
 有終の美を飾るべく10月から半年間の精励
 開学以来、充実した11年だったと総括
 宮城大では頭と心の活性化=人づくり
 人づくりの延長としての多摩大学・大学院での講義
 母親の80歳での「私の伊勢物語」出版の話題
 日本探検
 そろそろライフワークに着手
 日本の変革への参画
 宮城大学へのメッセージ
  高度な実学=問題解決の最前線に立つ(学歌「風上の息吹」)
  公立大学法人化=自立=自由と自律

学長以下数人からは、激励のメッセージ(挨拶)をもらう。
古い教員とは、激動の11年の思い出を本音で語りあって、意外なこともわかるなど、楽しかった。
若い教員、新しい教員からは、私の考えていること、やっていることに関心や期待も
高いことがわかった。

組織を出る時にようやくわかることもある。