初めての「AO入試---コミュニケーション型」で面談

土曜日は初めてのAO入試面談。
学生の持つ潜在能力を見出し、それを伸ばすことを理念としている入試形態というのが、趣旨である。
「求める学生像」は、以下の3つとなっている。
・自分のこれまでの経験から、「実社会で活躍したい」志(こころざし)がある。
・発想力・実践力・対人力を備えている。
多摩大学経営情報学部が自分の将来に役立つことを理解している。
AO入試には二つの選抜方法がある。コミュニケーション型とダイレクト型で、コミュニケーション型は、事前に提出したエントリー・シート・面談結果を総合して選抜を行い、ダイレクト型は、志望理由書・活動報告および試験(面接)結果を総合して行う。またこの入試には加点制度があり、オープンキャンパスに2回以上参加したものには、参加回数に応じて加点がある。
以上が「AO入学試験募集要項」に記載されている事項である。
実際は30分と十分な時間があり、同僚の先生と一緒に受験生とたっぷりとコミュニケーションを取りながらの面談である。これくらいの時間があるとじっくりと相手の話を聞くことができる。今回は3人の受験生と楽しく面談を行った。全体では二組で男女は半々だった。
ダイレクト型は一発で合否を決定する形だが、コミュニケーション型は面談の後、内定・継続・継続不可という3つの結果をだす。「継続」というのは、再度面談を別の日に実施し判定する形だが、次の面談に備えて教員からのアドバイスをもらえるので、十分な準備をすることができる。
今年はあと数回こういう形式の入試に立ち会うことになっている。志望する学生たちの像が少し見えてきた感じがする。