出久根達郎、中井浩一、武者陵司

夏が終わると、9月以降は多摩大のリレー講座に加え、知研や日本ペンクラブなどのセミナーで講演を聞く機会が増える。


9月16日。日本ペンクラブ9月例会のミニ講演会。出久根達郎(作家)さんの「古本屋になるまで」。
1944年3月31日年生まれ。 日本の小説家。茨城県行方郡北浦町(現:行方市)生まれ。中学卒業後集団就職で上京し、月島の古書店に勤める。1973年独立し、杉並区で古書店「芳雅堂」を営む。そのかたわらで作家デビュー。
1992年に『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞。1993年に『佃島ふたり書房』で第108回直木賞
読売新聞「人生案内」の回答者の一人。



9月17日。NPO法人知的生産の技術研究会例会セミナー。中井浩一さん。
http://tiken.org/
1954年東京生まれ。京都大学卒業後、大手予備校講師などの職を経て、現在国語専門塾鶏鳴学園塾長。国語教育、作文教育の研究を独自に続ける傍ら、90年代から進められている教育改革についての批評活動をしている。教育改革についての著書には、教育改革の現場ルポ『高校が生まれ変わる』(2000年6月中央公論新社)、『「勝ち組」大学ランキング』(2002年4月中公新書ラクレ)、『高校卒海外一直線』(2002年11月中公新書ラクレ)、『徹底検証・大学法人化』(2004年9月中公新書ラクレ)、『大学入試の戦後史』(2007年4月中公新書ラクレ)。編著に『論争・学力崩壊』(2001年3月中公新書ラクレ)、『論争・学力崩壊2003』(2003年4月中公新書ラクレ)がある。
国語教育では、作文、表現指導、「小論文」指導についてまとめた『脱マニュアル小論文』(2006年8月大修館書店)がある。読解、論理トレーニングについては07年の1月号から6月号まで『月刊 国語教育』に「『論理トレーニング』としての『読解』指導」を連載した。



10月2日。NPO法人知的生産の技術研究会例会セミナー。武者陵司さん。
http://tiken.org/
ドイツ証券株式会社 副会長 兼 CIO(チーフ・インベストメント・オフィサー)
1949年9月 長野県生まれ
1968年3月 県立長野高校卒
1973年3月 横浜国立大学経済学部卒業
1973年4月 大和證券入社 調査部配属、
        ・1973年4月 〜1987年まで企業調査アナリスト、繊維、建設、不動産、
         自動車、電機・エレクトロニクスを担当
        ・(1982年調査部の分離独立で大和証券経済研究所に出向、1989年大和総研
         設立により同社へ出向)
        ・1988年1月 ニューヨーク駐在、大和総研アメリカで調査部長・チーフ
         アナリスト、米国のマクロ、ミクロ、市場を調査
1993年5月 大和総研企業調査第二部長
1997年1月 ドイツ証券(旧称:ドイチェモルガン・グレンフェル証券東京支店)入社
・1997年1月から2005年まで調査部長兼チーフストラテジスト
・ 2005年5月 ドイツ証券副会長兼CIO(チーフインベストメント・オフィサー)就任、現在に至る
○2002・2003年の米国Institutional Investorランキング日本株ストラテジスト部門1位。
○2002年度信州大学経済学部、非常勤講師「日本経済論と株価予測の実践経済学」を担当
○2007年4月より埼玉大学大学院客員教授兼任。「日本経済と証券市場」を担当。
−主要著書−
新帝国主義論 2007年4月 東洋経済新報社
アメリカ 蘇生する資本主義 1993年 東洋経済新報社
摩擦と再編の構図 1982年 教育社