連休明け。
- 9時:学長室ミーティングhttp://www.tama.ac.jp/guide/president_room.html
- 11時:大学ホームページ打合せ(http://www.tama.ac.jp/)
- 14時50分:リレー講座(山内昌之東大教授)http://www.tama.ac.jp/info/lecture_relay2009.html
- 16時20分:ゼミhttp://www.hisatune.net/html/01-kyouiku/tamadai/home-seminar/index.htm
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リレー講座の第3回目は東大の山内昌之先生の「中東政治のねじれと30年戦争」の要約。
知識だけでなく戦争、人の死など、同時代を感じることが重要だ。想像力を巡らせよ。
歴史に、絶対の正義と不正義はない。しかし、強者と弱者は存在する。弱者にはトラウマが残る。それが世代間の無限の復讐という悲劇になっていく。
- アメリカのオバマ大統領誕生にパレスチナ人は和平の期待を28.1%が持った。これは歴史上一番高い支持だ。
- オバマの中東への包括的アプローチは以下の4つ。
- 1.アメリカの利益をどう守るか。同盟国イスラエルと車社会を支えるアラブをどうさばくか。
- 2.イランの核武装をどう阻止するか。イランはイスラエルに対抗する強国になろうとしている。
- 3.イラクからどう抜けるだすか。
- 4.アフガニスタンの民生の発展のために穏健派をどう取り込むか。アフガンはカオスのポケット。テロ、麻薬、貨幣の偽造、、、。
- イランとアメリカは30年間の冷たい戦争中。
- アラブは一つではない。トルコ、エジプト、、、。
- イランの外交目標は、対米関係の正常化だ。
- イランがアメリカに認めさせたいものは以下の3つ。
- 1.シーア派体制の護持。
- 2.ウラン濃縮化の継続
- 3.シーア派資本主義を守る(シーア派僧侶は資本家)
- イランは核を持ってイスラエルに対抗したい。石油と核で中東の地域大国に。イスラエルは核を持っているとも持っていないともいわない不気味な国。
- イランの権力は分散している。大統領、最高指導者ハメイニ師、、、。
- アメリカは日本にイランとの断交を迫ってきたが、日本はイランといい関係を保っており、独人エネルギー安全保障政策を成功させてきた。
- このアメリカのフリーライダー論(ただ乗り)にこたえるために、陸上自衛隊のイラク派遣、海上自衛隊のアラビア海の改造掃討に派遣。
- 日本はガザの復興に2億ドル出すが、アメリカの援助を受けたイスラエルがそれを壊すかもしれない。無間地獄。
多摩大新HPhttp://www.tama.ac.jp/の反応がインターネット上に出始めました。
http://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/2009/04/post_402.html
http://d.hatena.ne.jp/high190/20090430/p1
http://n-idemitsu.269g.net/article/14271338.html
http://blog.university-staff.net/archives/2009/04/post-1859.html
http://hugkyoiku.g.hatena.ne.jp/kiyohero/20090428/1240903941