多摩地区との連携プロジェクト

午前。
都立多摩図書館の小澤館長と新井係長がみえて講演の依頼があった。この多摩図書館は立川市にあり、5月1日に「東京マガジンバンク」を中心としてリニュアルオープンした。国内最大規模の雑誌図書館で、新旧の雑誌一万種類があり、バックナンバーも含めると百二十万冊の蔵書数となる。雑誌図書館としては世田谷の会員制の大宅文庫が有名だが、多摩図書館は公共施設であり無料で閲覧できてコピー料金も安いなど便利。新聞やテレビでも取り上げられている。
この図書館のリニュアルオープンの記念展示にあわせて7月14日に開催する「都立多摩図書館リニュアルオープン記念講演会」の講師を依頼される。都民が対象で、定員は150人。「図読のすすめ」というようなテーマで話をすることになる。
マガジンバンクの写真を見せてもらったが、木のフロアーで開放的な雰囲気である。すでに小中陽太郎さんなどが訪ねているという。マガジンバンクには大いに興味があるので、事前に見学することになった。

山田事務局長からいくつかの案件の相談を受ける。その後、アドミッションの井川さんがみえて、「現代の志塾」の一環として行う高校生対象の「立志論文コンテスト」の説明と協力依頼を受ける。


午後。
NPO法人長池公園の富永理事長と八王子のエイビットを14時に訪問し、檜山社長と面談。業績がよく最近本社ビルを購入し移転したばかり。社員の大学院入学の件や今後の連携の可能性について相談する。大学生の3日間社長のカバン持ち体験レポートが載った八王子の100社紹介のマガジンをみていたら、宮城大学時代に付きあっていたシーガルの桑山社長の写真が載っていた。

多摩ニュータウンの長池公園自然館に戻り、富永館長と内閣官房地域活性化統合事務局の石塚参事官と3人で、地域活性化について議論する。16時から始めたのだが、20時近くまで楽しく有益な議論ができた。産・学・官・民の連携によるいいプロジェクトができあがる可能性がみえてきた。