ポスト胡錦濤(総書記)は「習金平」、首相は「李克強」−沈才彬教授

本日のリレー講座は、沈才彬教授による「中国政治・経済・外交の最新動向」。

  • デトロイトや東京のモーターショーは失敗だが、上海のモーターショーは大成功。
  • スイスのダボス会議は失敗したが、海南島のアジア・フォーラムは大成功。
  • G2(ブレジンスキーの米中二大国論)、チャイナメリカ(ファガーソン)
  • 中国のトップ交代5回のうち平和交代は江沢民から胡錦濤への平和交代のみ。ポスト胡錦濤(総書記)は習金近平(国家副主席・56歳・6位)、首相候補李克強王岐山か。
  • 中国GDP。第三四半期8.9%。第四四半期は9%以上になるだろう。世界最大のエンジン。自動車・不動産・株式は活況。
  • 2010年の上海万博、広州のアジア大会。9%成長は続く。これが日本経済の景気回復に影響する。
  • 3つの米中逆転。1.新車販売台数が米中逆転。2.日本の輸出に占める中国の割合が米を超えた。3.日本への観光客数が米国を超えた。
  • 中国は一人当たりGDPは33000ドルとなり、モータリゼーションの時代に入る。自動車普及率は、米80%。日60%。中5%。
  • 日本の9月の貿易黒字は昨年の4.7倍と急増。中国向け輸出の増加。
  • 日本企業のとるべき戦略。1.アメリカ中心から新興国(含む中国)中心へ2.中国は「工場」から「市場」へ。3.日本の技術力・ブランド力を活かせ
  • ビジネスリスク7つの不安。農民暴動。民族紛争。腐敗汚職。生産過剰。環境汚染。政権交代(2012年)。民主主義体制への移行。
  • 中国外交。米中摩擦。日本は、「親米睦中」を。

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今日は、学長室ミーティング、ホームページ打ち合わせ、リレー講座、ホームゼミ。
会った人は、八木さん、高橋さん、、。