脂が抜けて高校時代の友人に戻った感じー同窓会

k-hisatune2009-11-08

土曜日の夕刻から日曜日の昼ころまで、タイムトンネルの中にいたような、夢をみているような時間をすごした。


同窓会の会場では100人ほどの同級生がいて、ずいぶん多くの人と話したが、気がつくと食事をほとんどしていないことに気がつく。食べものよりも、人がご馳走ということだ。それでも接触できた人は全員ではない。

私の本について話題にする人もわりあいいたのだが、「お前の本を買ったよ」、とか「雑誌に書いている記事を見たよ」という人はいるのだが、「読んだよ」と中身について話題にす人はいなかったのは、何かおかしく、愉しい。

風呂に何度か入ったこともあるのだろうが、それぞれの持ち場から離れる年齢でもあり、何か脂が抜けてきて、高校時代の本来の人格に戻っているような感じがした。肩の力が抜けて、高校生時代の友人たちと会話をしている思いがした。

顔を眺めていると、あの男とあの女性は恋仲だったなあ、とかいろいろな邪念が浮かんでくるのは仕方がない。

先生たちは、若い人でも76歳、年配者は87歳。古僧の雰囲気を漂わせる漢文・古文の先生も。

我が高校は、県内で唯一坊主頭ではなく、長髪が許されていた。校風が「自由」というのもうなづける。

二次会では、出身中学校ごとに校歌を歌うという趣向だった。城南中学、豊陽中学、東中津中学、緑ヶ丘、耶馬溪、友枝、長洲、吉富、洞門、今津など20近い中学校から集まっていたことを初めて知った。我が豊陽中学校は多いのだが、校歌を覚えている人はいなかった。

会の冒頭、集合写真を撮った。男性は浴衣姿がほとんどだったが、女性は全員盛装だったのは面白い。

夕方から深夜、そして翌日の風呂、朝食、ロビーでもさまざな交流が行われた。

帰りのマイクロバスでは、消息通の友人が仲間の動向を詳しく教えてくれたが、高校卒業以来の波乱万丈の人生を垣間見る想いだった。

以下、参加者。
長田正文、安部逸郎、小倉ひろ子、渡辺恵子、井上友子、井上義信、猪俣範一、岩井正道、岩田政明、植田順一、内尾伸行、宇野千葉雄、梅木健太郎、江藤伸一、恵良洋子、大下正樹、今富博子、岡部栄一、氏山直子、奥健策、乙女もも代、小野恒春、友松保視、甲斐博、垣内洋一、賀来きよみ、加徳恭良、川内清巳、川口等、川原口悦士、神崎惟康、井堀ミユキ、北坂学、木戸美知子、横松由紀、清原敏樹、久恒なほみ、西本博子、五家忠雄、小洞ヨシ子、佐伯多加志、酒井英一、宮本マサ子、小野裕子、佐藤元信、中野貴祥、須賀留美子、大江千春、関戸悟、瀬口啓一、瀬口幹夫、高久保真理子、高橋是充、高宮明治、田中憲子、津村直樹、田渋順一、田中秀敏、西口とも子、千千岩洋、塚崎裕久、寺山正俊、豊永量一、中居素美、中島正人、永松正博、長松剛一、中山義広、衛藤恵美子、野依不二男、田中公恵、畑迫妙子、土生望、井上隆治、久恒啓一、久持英範、原恵子、福谷英明、藤田政巳、藤本正明、南好江、古野健一、前田猛、永木美津子、松尾俊作、松浪義和、今富よしえ、松本洋一、溝井潤二、三谷明、松田アツ子、宮田静一、小倉喜美子、平野多津子、横井由美子、吉松いくみ。