「最初の一冊」の壁をいかに越えるか−「知の現場」丸善トークショー

「知の現場」(NPO法人知的生産の技術研究会編・東洋経済新報社刊)の出版プロモーションで、下記のイベントが予定されています。機関誌「知研フォーラム」の原稿が届きましたので、以下に掲載します。

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丸の内丸善「知の現場」出版記念トークショーのお知らせ

「知の現場」出版を記念して、物書き3人衆の鼎談トークショーに会員をご招待いたします。ぜひともご来場ください。

『「最初の一冊」の壁をいかに越えるか』久恒啓一、樋口裕一、山田真哉の3氏の鼎談

 日時:2010年2月17日(木)PM7:00〜8:30
(1時間トーク、30分質疑応答)

会場:東京駅丸の内口右手すぐそば。丸善3F日経セミナールーム。

参加費:無料。参加した会員全員に「知の現場」1冊および3氏のサイン入り色紙、久恒啓一、久米信行、山田真哉3氏のインタビュウ録画CDを贈呈します。ぜひご出席ください。
申し込み:参加希望される方はメールtiken.org@nifty.com ccでemirun@nifty.comへすぐご連絡ください。あるいはFAX042(365)5744にご連絡ください。折り返し招待カードと上記贈呈物(サイン入り色紙は当日会場にて)を宅急便にて送ります。
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すでにたくさんの本を書いている3人の先生にとって長い無名時代の勉強や苦労の蓄積の末に最初の一冊を出されたときの冒険と喜びはまさに血のにじむような経験であったに相違ない。しかも、最初の一冊で終わりになる人が圧倒的に多い中、この3先生は次々に売れる本を出し続けてきた。そして代表作ともいえる記念碑的な作品で名を不動にした。これから物書きを目指そうとする方にとって、3先生の語りとアドバイスは必聴です。質疑応答でぜひご質問ください。

3先生の2行プロフィル
久恒啓一氏:知研理事長、多摩大学教授。図解コミュニケーションの提唱者。 代表作「コミュニケーションのための図解の技術」「「図で考える人は仕事ができる」。
樋口裕一氏:多摩大学教授、小論文の神様、クラシック音楽通で有名、代表作「頭がいい人 悪い人の話し方」「ホンモノの文章力」。
山田真哉氏:公認会計士。代表作「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉〈下〉

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知の現場
アマゾンの書評。そこから少しピックアップ。
http://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A/dp/4492043616?&camp=759&creative=4543&linkCode=waf&tag=hisatunenet-22

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寺島実郎の「問題」の捉え方、奥野宣之の、1冊のノートに情報をまとめるやり方、久恒啓一の問題ごとに自分で考えていくこと、自分の現場を掘り進んでいくことが大切ということを、特に参考にしたいと思いました。

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今まで気付いていなかった「自分自身の素晴らしさ」に気付くためにも、一読と言わず、何度も読んで欲しい。

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この本を読んで個人的に好きになったのは子飼弾さん。うまく表現できないのですが、突き抜けた印象があってすがすがしく感じました。

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どの人も個性的だ。そして、どの人も知的生産も決して効率性だけを求めるのではなく、効率性を追求しながら創造性を発揮した人たちだ。効率性と創造性は両立しがたいとは思うが、それが見事に両立しうることをこれらの人の生き方は教えてくれるような気がする。

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個人的には、山田真哉さんの、「ルールは最低限にしておく」というお話が好きでした。

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ブログでの紹介。
http://lunaluna-lunaluna.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-c2f2.html
http://d.hatena.ne.jp/octavarium/20100131/p1
http://d.hatena.ne.jp/hito-kan/20100131/1264909128