「参議院選挙の各政党のマニフェスト比較」

k-hisatune2010-06-25

多摩キャンパスで講義とプレゼミ。九段サテライトで会議。品川キャンパスで大学院講義。

大学院の講義のテーマは、「産業構造ビジョン2010」の戦略五分野、そして「参議院選挙の各政党のマニフェスト比較」。以下、受講生のアンケートから。

  • 2つの図解を通して、書かれている文字から、自分の解釈するカテゴリーをつくってラベルを貼ることの大切さを学びました。マニュフェストを自分で図解してみて、あれ?どっちが民主党だ?と思ってしまい、これなら自民党に投票しちゃうなと思ってしまいました。自民党は、個々人に直接関わる政策を打ってきた。民主党は、個々人の外的環境に対する政策を打ってきた。そのように見えました。文字の羅列だけでは見えないことが、図解することで見ることができて、とても勉強になりました。政治はあまり興味がなく、知識が少なかったですが、ちょっとニュースを図解で理解した視点で見てみようと思います。ありがとうございました。
  • 前回のエネルギー政策に引き続き、本日の産業構造ビジョン。最初の回に自己紹介しましたように製造業を企画している人間にとって大変勉強になりました。ビジネスには産業構造ビジョンの方が役立つのですが、マニフェストの図解本当に面白かったです。テーマを決めずに自分の興味のあるところを図にという自由な環境をいただいたお陰で、それぞれ違うところに焦点を置いた作品ができ、それをいただくことができたので、投票行動に役立つのではないかと思っています。私自身はある一党を除いた全ての党が掲げている経済成長の方針を取り上げましたので、各党の経済に対する姿勢を自分なりに整理し、沢山の気付きを得ることができました。ただ授業中、高塚さんが仰った「ここに書いていないことはどういう方針か分からない。」というのは本当にその通りだと思います。私も過去こんなことを公約に掲げていたのかと、勝手に裏切られた気分になったことがあります。ここで前回講義のテーマの1つであった『原文にあたる』が役に立つのだと思います。とはいえ、実際に全ての党のマニフェストの原文の隅まで読む時間がないのが悩みですが。残り2回皆さま引き続き、よろしくお願いいたします。
  • 産業構造ビジョンの図解は毎度経済産業省霞ヶ関文学的書き方のおかげで本当の狙いがわからず困りますねエ。おかげで文面の裏を読み取る能力を試されているようで我々には勉強になるのではありますが。さて今回はもう一点マニフェストであります。今回の4名の出席者がそれぞれ違うテーマに分かれましたので今回の参議院選挙の各党の主張が皆様のおかげでよくわかりましたので投票行動の参考にさせていただきます。私は消費税を担当しましたが、意外な党が消費税の引き上げを主張していたことは驚きでした。長さんのおっしゃるとおりもう一度各党のマニフェストは目を通したほうがよさそうですが時間が取れませんねえ。この講義も残り2回になりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

日米同盟を深化する政党は民主党自民党、公民党、幸福実現党
日米安保体制を基軸する政党は新党改革、みなの党、日本創新党
日米安保条約を廃棄する政党は共産党
東アジア共同体の実現を目指すのは民主党
牽引外交と多元外交の導入は新党改革
自衛権の行使を容認は日本創新党幸福実現党

日本は戦後60年後に時代と伴う外交問題上の方針を今のままを継続すると感じます。
中国の諺「遠親不如近隣」、何かあった場合は遠く親戚より近所の方が助ける。
独立主権国として自衛権を持つ気持ちがある政党が僅小さい二党しかないです、もしかして日本の国民もこう考えているでしょう。