コクヨ。スポーツビジネスの世界。JICA。「志」小論文審査。

9時半から九段のグランドパレスで、コクヨの担当者二人とミーティング。コクヨという会社は、「国誉」という名前から出発した会社。新しい企画の相談。

11時からは、多摩大主催のメディア向けの教授陣「現代の志塾」講座の4回目。今回の講師は広瀬一郎先生で、テーマは「スポーツビジネスのグローバル化」。電通出身で、全英オープンゴルフ、駅伝、イタリアワールドカップ、トヨタカップなどを手がけており、日本サッカー協会にも出向、スポーツ専門サイト「スポーツナヴィゲーション」の社長も歴任している。しているというキャリアだ。オリンピック、サッカーワールドカップなどの内幕を面白く聴いた。スポーツの世界は政治にも大きな影響を与えるという具体例、国家の方向や人材の育成にもからむという世界であることがよくわかった。

2020年のサッカーワールドカップは日本にはこないだろう。2026年は中国になるのではないか。-スポーツによって医療費は兆円規模で削減される。柔道などでもトップ外交の可能性。観光立国とのリンケージも重要。上流社会の子供への教育投資としての可能性、、、、。

今回の出席者は、ぴあ、PHP研究所、フジテレビ、新潮社、日本農業新聞、グローバルマーケティング日本経済新聞社バンダイ、日本医学出版ヘルスアカデミーなど。バンダイ取締役の松永真理さん(ドコモのiモードの開発者)、新潮社の高橋さん、日本農業新聞のたなぶきさん、グローバルマーケティングの田中さんらと名刺交換。

終了後、市ヶ谷の国際協力機構(JICA)へ向かう14時からは、専門家等を対象とした赴任前研修で、テーマは「「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力の向上」だ。今回は、27歳から67歳までの年齢層。農林水産省4人、国土交通省など官庁所属の人が多い。その他は社団法人日本水道協会、三菱ufjリサーチ&コンサルティング、JICA職員など。
派遣国は、ラオス、タイ、エチオピア、イラン、南アフリカモーリシャスインドネシア
指導分野は、技術移転、研修制度化、政策助言、業務総括、地域保健、参加型水道管理、初等教育、パートナーシップ、浄水場運営維持管理、災害対策など。
17時半に終了。

帰宅後は、多摩大で昨年に続き行っている、高校生対象の「私の志」小論文コンテストの採点に取り組んだ。北海道から沖縄までの高校生から総計1157本の応募があった。100人規模で応募してきた高校もある。先生達が勧めてくれたのであろう。早稲田、慶応、開成といった高校からも応募があった。昨年は353本だったが今年は3倍以上。多摩大の「志」という言葉が高校生と先生達に届いたとみていいと思う。
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息子が初給料をもらってきた。