「日刊ゲンダイ」に「遅咲き」のインタビュー記事

「遅咲きが人生を謳歌する」
「江戸時代のマルチサラリーマン 渡辺崋山に学ぶ」
「偉人の法則は、広く、深く、長く」

日刊ゲンダイの本日発売号に「子ども店長芦田愛菜チャンといった「売れっ子子役」の活躍ぶりは目覚ましい。が、早稲は得てして消えるのも早い。この超高齢化社会、遅咲きの方が豊かで他楽しいんじゃないか。」で始まる先日受けた渡辺崋山についてのインタビュー記事が掲載されました。

以下、私の発言内容です。

  • 藩士としての重責を担いながら、学者や画家としても活躍した渡辺崋山は、”マルチサラリーマン”のかがみといえる。ただ彼も、才能を開花させたのは人生の後半です。」
  • 「2時間単位のムダのない生活スケジュールは、今でも参考になります。行動が制約されていた時代、メモやスケッチを多用して効率化を図るなど、時間の使い方にたけていた。睡眠時間は3時間、不眠説もあるぐらいで、まさに刻苦勉励型の努力家です。」
  • 「多くの業績を残していますが、晩年は、儒学の信奉者の多かった幕府役人の目の敵とされ、罪を問われた。そのことを苦に”藩主に申し訳が立たない”と49歳で自刃しました。忠誠心の高さがうかがえます。」
  • 「広く、深く、長く、人々に影響を与える人こそ偉大な人です。崋山をはじめ、遅咲きの人は世に出るまでの研鑽期間や長い間仕事をしている人が多い。自身の力でじっくりと成熟しているので、豊かな人生を謳歌していあmす」
  • 「そして、公人(仕事)、私人(家庭)、個人という3つの立場をバランスよく保ち、うまく使い分けています」

記事の中で、「遅咲き偉人伝」(PHP)の紹介、人物記念館の旅の紹介、などをしてもらいました。