「脱原発、脱炭素社会のリーダーに」(米倉誠一郎)


本日のリレー講座の講師は、一橋大学米倉誠一郎イノベーションセンター長。「創発的破壊と日本のパラダイムチェンジ」。

  • 日本のガラパゴス化の進行
  • 原発事故で大打撃
  • 世界は日本の経験に関心。敗戦からの見事な復興。加工貿易、良港による貿易立地、大マーケットの存在。大きなパラダイムチェンジだった。
  • 構想:脱原発、脱炭素社会のリーダーに成れる。十分の一のエネルギー消費という新しい暮らし。それを世界に輸出する。
  • ビジョンに根拠は要らない。できるかできないかではなく、やるかやらないか、だ。
  • カリスマ的リーダーは必要ない。
  • ピーク電力は抑えられる。エアコン一度ダウン、テレビの輝度20%ダウンなどをすると電力料金を1割引きにするなどの工夫。スマートグリッドエコシティなど需要サイドの技術はある。
  • 日本のGDPは500兆円。関西は94兆円でカナダ並。中部は75兆円でオーストラリア、九州48兆円でデンマークより大きい。北海道はスイス。首都圏200兆円。
  • 道州制の採用で問題を解決できる。北海道はロシアと。九州はTPPの実験、、、
  • 太陽光発電、インターネット、ロボット技術、、。
  • 日本の内向き志向は深刻。世界とアジアとのネットワークが大切。
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リレー講座の始まる前に、学長と打ち合わせ。
リレー講座の終わった後はホームゼミ。プロジェクト別の活動。図解ゼミ。

そして4年生の就職指導。4年のゼミ生の半分の10人が集合。状況確認とアドバイス。