ひと仕事 終えて一気に 秋ビール 「道の駅」現地調査終了。


10時からNPO法人東北みち会議の関係の会議室を借りて、岩手(中庭チーム)、宮城(久恒チーム)、福島(松本・酒井チーム)の3チームの情報共有会を開催。

最初の40分間を使って各チームのまとめ作業。
各チームの代表者による5分間の現状、課題、提言
全員での質疑や感想、発見、枠組みなどの議論
教員からのコメント
NPO法人東北みち会議の事務局長の高井さん「20年。今回の調査で市民権。新しい働き方」、アイドル安藤さんのコメント。
各チームの解散会

私の少し長めの団長あいさつ
・外部資金を使った、教員・職員・学生の混合チームによる、多摩大学としてのて初めての歴史的な大型プロジェクト。
・「安全とコミュニケーション」を目標として、全員無事に帰還したことでまず成功。
・この調査と観察、そしてすべての道の駅に対するアンケート調査などを経て報告書の完成、そして仙台での報告会など一連の流れを終えて大成功になる。
・全行程を一人で走り切ったことに満足。(同乗者はヒヤヒヤ)
・道の駅を題材とした俳句の披露。始めたばかりの駄句に笑いあり。「熟年族 鮮野菜買う 道の駅」「ぬる足湯 アイスをかじる 道の駅」、、。
・すべての道はトイレに通ず!
・道の駅「大谷海岸」の今後のあり方。津波とそれと戦った人の記念館。遠藤未希「避難放送」記念館、濱口悟稜「稲村の火」記念館、、。
・駅長さんたちの志の高さと人柄、問題解決力に感銘。彼らこそ「偉い人」。現代の「代表的日本人」。内村鑑三「代表的日本人」(西郷隆盛二宮尊徳日蓮中江藤樹上杉鷹山)に劣らない素晴らしい日本人のモデル。
地域活性化を志す人たちの地域への窓口としての道の駅。
・この調査隊の一週間の教育効果は実に高かった。
・道の駅は深い。今後も継続して追いかけていきたい。

全員が、深い充実感に包まれて仙台駅へ向かう。

ちょうど、仙台・定禅寺ジャズフェスティバルの初日で、駅のまわりにいくつかの遠音楽の輪ができていた。パルコの前の演奏をひとつ聞いたが、素晴らしかった。これは最後のおまけの幸運だった。

新幹線で、東京へ。そのまま品川の大学院へ向かう。
大学院同窓会・学部同窓会の合同セミナーで、寺島学長に講演をお願いしている。
始まる前に学長に多摩大「東北・道の駅」調査のホットな報告を行う。
学長の講演の内容は、「新しい国家エネルギー戦略への視座と基本構想」「中東の構造変化と3・11の衝撃」だった。ポイントは明日書く予定。

終了後、パーティにも参加。社会人大学院の同窓会員が多く、懐かしい顔が散見された。体調も良かったので、しばらく皆さんと歓談の輪に入った。

今日の一句。
 ひと仕事 終えて一気に 秋ビール