心に響く言葉を挙げてごらん、あなたがどんな人かあててあげよう

人によって心に響く言葉は違う。人が好きな言葉はその人自身を形成している。

最近の収集から。

開高健  危機と遊びが男を男にする
松前重義  敗戦興国
岡田三郎助 残るものは絵だけだよ。絵かきはそれで能(よ)いのだよ
若山牧水 足音を忍ばせて行けば台所にわが酒の壜は立ちて待ちをる
井植歳男 困難にあわない人生はあり得ない。もしあるとすれば、それは怠けている証拠である。
豊田佐吉  狂と呼び、痴と笑うも、世間の勝手じゃ。
細井平洲  勇なるかな、勇なるかな、勇にあらずして何をもって行わんや
北里柴三郎 終始一貫
佐藤忠良 段取り半分
奥村土牛 人間の出来ている人の描いたものは絵でも矢張り出来ている。
三岸節子 絵を描くことは、長く遠く果てしない孤独との戦いである。
城山三郎 静かに行く者は健やかに行く。健やかに行く者は遠くまで行く。
加山又造 日本独自の何かをつくってみようとね。できなければ、その芽だけでもつくっておいてやろうと思う
中川一郎  真実一路
牧野富太郎 私は草木の精である
植村直己:私は精神的に弱いので、逆にそれを人にさらけ出して、どうしてもやらざるを得ない状況に自分を追い込んでゆくのである。
金田一春彦 春風秋雨是人生
ピカソ  私は自伝を書くように絵を描く
平櫛田中 六十、七十、洟垂れ小僧 男盛りは百から百から
熊谷守一 たとえ乞食になっても絵かきになろう
いわさきちひろ 自分がやりかけた仕事を一歩づつたゆみなく進んでくのが不思議なことだけれど、この世の生き甲斐なんです。
堂本印象 最初にそれがとても至難だと思われるものを、屈服せずにやり遂げると、それは必ず至難ではないものであることが分かる。
村野四郎 私は、はじめから、文学というものは実業による経済的な防波堤の内側でなすべきものと決めていた
相田みつを どうでもいいものは どうでもいいんだよ いちばん大事なことに 一番大事ないのちを かけてゆくことだ
内村鑑三 アノ人はこの世に活きているあいだは真面目なる生涯を送った人であるといわれるだけのことを後世の人に遺したいと思います。
芹沢けい介 どんどん染物を染めていって、自分というものなどは、品物のかげにかくれてしまうような仕事をしたい