- インターゼミ生の動き。バングラデシュ2人、韓国視察ツアー2人、東北「道の駅」調査1人。
- 西村君のバングラデシュ報告。小沼君の韓国視察報告。三谷君の東北「道の駅」調査報告。
ゲスト徐勝(ソ・スン)先生
立命館大学特任教授。韓国の民主化と人権運動に関わり、政治犯として19年間の獄中生活に耐えた人物。東アジアを語るときに欠かせない存在。1945年4月3日生まれ。東京教育大卒。ソウル大学大学院留学。立命館大学法学部教授(比較人権法、現代韓国の法と政治)。
- この夏。韓国、中国、ロシア。8・15の光復節、全斗煥の寺、ソウル大学。旧満州のエンペン、北京の魯迅博物館、美術館で丸木俊の作品、女性美術家、大連の監獄博物館。
- 在日3世。日本人への反感あり。寺島さんを知って、こういう日本人もいるのかと思った。東アジア交流時代。重要なオピニオンリーダー。
- ドラゴンの形をしている日本列島の顔は、アメリカを向いており、尻尾はアジアを向いている。
- 日本が東アジアをリードしてきた150年。日本中心の時代は過ぎ去りつつあるという識者もいる。
- インターゼミは贅沢な授業、生き生きとした学生。凄いことだ。
「獄中19年」(岩波新書)と「徐勝の東アジア平和紀行--韓国、台湾、沖縄をめぐって」(かもがわ出版)、「誰にも故郷はあるものだ」(社会評論社)をさっそく読みたい。
寺島学長
秋からの学ぶヒント
- 中国の沿岸と内陸のタイアップ方式。上海市と雲南省など共同責任制。これは宮城復興会議などでも15市町村と日本海側とのタイアップ連携のヒント。
- 海外旅行での産業力を観察する視点。空港ではフライト先を見るとネットワークがわかる。ホテルでは石鹸やマッチがどこ製か。イランやイラクのように国内産業で作れる国、南の産油国は外国から買っている。ぼやっとしないでこういう観察を重ねることで見えてくる。
- 九段にサテライトがある意味。神田古本屋街、靖国神社、、。
- 暇さえあれば古本屋街を歩いている。今日も1時間。今も頭の中にあるテーマについての発見を重ねている。
- ワシントン時代に古本屋で見つけた「フォーチュン」日本特集(1936年)の表紙絵からアメリカ論・日米関係論への旅が始まった。その後の1944年の「フォーチュン」日本特集と合わせて、寺島著「二つのフォーチュン」が完成した。
- 若い時代の時間をもっと古本屋街を歩くことなどに使え。いずれ線が結び始める。それが知性を育むことだ。
- 周囲や国などに影響を与える立場になっていくと、自分が怠け判断を間違ってはいけないという緊張感が出てくる。
- も、一歩踏み込め。
- この夏は意識して外を動いた。アメリカ東海岸、西海岸、ハワイ、シンガポール、韓国済州島、台湾、イスタンブール、パリ、ロンドン。
- エネルギー:エネリギー賢人会を下敷きに総合エネルギー調査会が始まる。ベストミックスを組み立てる。
- 中東:1968年の英国のスエズ撤退時と同様に、アメリカの撤退で激震が起こっている。「親米イスラムから崩れるだろう」という予測が現実になってきている。パレスチナの国連加盟についてアメリカは拒否権を使えるか、使うか。
- 欧州:激震。ドイツ。中国の存在。
- 日本:9・11から10年、3・11から半年。大きな構造変化の中にある。
- 今、勉強することが大事だ。興味は拡大していくから。一生、勉強するようになる。
学生も、徐先生も、そして寺島学長、動き回っている人の話は勉強になる。「移動」する人へ!
帰りは、同一方向の学長室の山本さんと電車で話しながら帰宅。
NHKで「神様の女房」という松下幸之助の夫妻を描いた3回連続ドラマの初回を観る。大阪の松下幸之助メモリアルホール、神戸の井植記念館などを思い出しながら観た。最近のNHKドラマは、朝も、夜も、主役は「女」だ。
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盛りだくさんの内容に続き、各チームで今後の進め方を議論。12月10日のプレゼン、12月24日の論文提出、1月14日の最終論文提出、へ向けて正念場を迎える。私は「震災と日本再生」チームの議論に参加。