学部長が主宰して学部を構成する各委員会の長たちが集まる学部運営委員会は、毎月教授会の前の週の土曜日の朝に行われる。

学部運営の重要事項はこの場で合意形成が行われ、正式には教授会で決定する。今回もいろいろと話題があったが、私からは「すべての道はキャリア(職業)に通ず」という図を一枚提出し、就職に関する全体像を示し説明と意見収集を行った。

神保町で電車を降りて、九段サテライトへの道の途中に並ぶ古本屋を冷やかしながら歩く。最初の本屋で「鈴木大拙座談集」が目に留まった。第一巻「人間の智恵」を500円で購入。友人の西田幾多郎の話題、福田恒存との日本語を巡る対話である松が丘清談などを読んでみたが、座談であるので易しい面もあるが、かえってよく分からない面もある。松永安左エ門武者小路実篤、長与善郎、長谷川如是閑折口信夫和歌森太郎、などの相手の名前もある。読むのが楽しみだ。

14時半からは九段の文庫カフェで月刊「宝島」の取材を受ける。
取材者の山辺さんは私の「遅咲偉人伝」(PHP)と「30代からの人生リセット術」(創元社))を読んでいた。
テーマは40歳からの人生をよりよく生きる心構えだった。
偉い人・影響力・後世への最大遺物・本物の7つの条件・公人と私人と個人・遅咲きの時代・人生区分・偉人のエピソード、、、。
こういうテーマは「人物記念館の旅」の延長なので喜んで取材を受けた。今月の25日発売。

16時20分からは、インターゼミ(社会工学研究会)。
私からの若干のオリエンテーション。来週以降発表される「復興構想コンテスト」の概要を説明する。
その後、各グループに分かれてグループワーク。ディズニー班、多摩学班、アジア班、震災班の4つのグループで、教員も交え議論が続く。

宮崎君から進路報告。帰りの電車では院生の清滝さんと一緒になった。

今日は、学長からまず昼に北海道から電話があった。千歳から苫小牧に移動中だった。インターゼミの進め方、昨日小中先生のーパーティで出会った共通の知り合いの話題。
インターゼミを終えた直後には、羽田から電話があり、ゼミの進捗状況を報告。今から九段に向かうとのこと。到着後、少し時間をもらって秋から始める大事な会議の件のペーパーを渡す。
北海道で関与している日本最大のメガソーラ、CO2の地中埋蔵、、、などの大型プロジェクトが進んでいるそうだ。

学長は着替えてすぐに羽田から海外へ。