日産教育センターで経営管理職研修の講師

横浜の日産教育センターで、(株)日産クリエイティブサービスの経営管理職研修の講師をつとめた。この研修も今年で3年目を迎える。

日産教育センターは、日産自動車グループの教育訓練所で、研修棟がいくつもある。日産ラーニングセンター、日産テクニカルカレッジ、日産ビジネスカレッジ、日産横浜自動車大学校、、、。

自動車業界は、3・11の大震災、急激な超円高、そして今回のタイでの洪水というダメージが連続している。日産は大震災では、いわきのエンジン工場に大きな打撃を受けてるし、タイではマーチを生産している工場がやられている。今年は、厳しい年になっている。

この会社は600億規模の売り上げの会社で、2004年に14の会社が合併してできた。24の職種があり、なかなか全貌をつかむのが難しい。

始まる前に、業務改革本部本部長の澤崎執行役員とご挨拶。澤崎さんは私の「ドラッカー」なども読んでいた。

受講者は18名で、課長クラスから、主管、副支店長クラスの幹部が受講生だ。年齢は40代から50代。
栃木、沖縄、名古屋、厚木、座間、追浜、そして事業企画、生産技術、エンジニアリング、調達、資源リサイクル、販売サービス、保険サービス、旅行、、など様々の仕事がある。

グローバル展開が課題の企業であり、期待値の高い核人材の能力開発が重要な局面になっている。

朝9時から18時までの研修を終えて、研修生との懇親会。斉藤人事部長とも一年ぶりに歓談。

こういう講演や研修の講師を引き受けるのは、日本経済の現場の風を感じる良い機会だ。