「晩年も また長丁場 百日紅」--舟さんのお通夜

午前中は学部運営委員会。
私からは学部中期計画、来年度学部運営方針、委員会人事を提案。

午後は、JR東日本での今年度最後の研修。87人。今日の「目からウロコ」は2人。

「外的世界と内的世界」「「驚かされてばかりだった」「やはり企画の部分が欠如」「箇条書きは疑うを今年のテーマに」「納得」「頭を使った」「脳が動いた」「一日一図」「斬新」「一週一図」「刮目」「本とは理解が違った」「図解日記」「考える力」「足元は深く目線は上に」、、。

研修終了後、少し懇親会に参加。

青山葬儀所へ。ビジネスマン時代の30歳頃に出逢った10年先輩の舟崎課長。最も尊敬し、その後に影響を受けた舟崎敬さんのお通夜。懐かしい笑顔の遺影をみながら心から感謝した。舟さんらしい簡素だが浄い式だった。
JALの同期生、学習院の同級生、などが「舟さん」「舟崎」と呼びかけながら故人を偲んだが、よくわかるエピソードも、知らない一面も多かった。
ガンの治療もせずに、最後までしっかりして逝ったそうだが、サムライのような、いかにも舟さんらしい生き方だった。

懐かしい知人の顔も見かけたが、最終的には、客室本部の環と中村さんと私、運航本部の大村、青木、高橋の6人で、人事・労務担当の部下として仕えた舟さんのことを最後近くまで語り合った。たとえ話の名手、おしゃれ、現場の人との付き合い方、勝ちすぎるなという哲学、、、。
「人生観」という言葉があるが、舟さんこそ確固たる人生観と哲学をしっかりと身にまとって生きた人だったと改めて思う。そしてそういう姿に多くの人が感服しながら付いて行った。そういう人徳を感じる人だった。

ありがとう! 舟さん。

優れた俳人でもあった舟さんの「晩年も また長丁場 百日紅」という句を想い出した。