日帰りで愛知教育大学に出講

愛知県の名鉄知立駅で出迎えを受ける。愛知教育大学に呼ばれて講義。私を呼んだ先生は富山先生で、この人は広告代理店の出身で、「デザイン」という授業のコマで集中講義。受講生は30人ほど。

小中学校の教員養成を主眼とする大学、そして国立大学という性格から、自ずと問題のありかも違う。
ホームページのトップには、「正規教員就職者数全国一位(2010年度)」とある。
愛知県では希望者は教員になれる可能性は極めて高いのだが、最近は教員だけではなく、一般企業に就職する学生も出てきている。
3年秋には1か月ほどの教育実習があり、この前後では人間がまるで違ってくるとのことだ。一般の大学のインターンシップが極めて高い成果をあげているということだろう。この点は参考になった。

教員を目指す学生たちだけあって、真面目である。講義中や実習中にも熱心に取り組む姿が見られ、こちらも熱がこもる。
初等教育」の所属の学生が多い。小学校の教員過程で、中学校の教員になる場合は美術を担当する、そういう過程のようだ。愛知県では、小学校と中学校の人事交流があるから、小中の二つの免許が必要になる。そういうこともあって、科目数が多くこの時期にも授業があり、春休みはない。


以下、アンケートから。今日の「目からウロコ」は一人。

  • 目からウロコ。
  • 事前に何冊か著書を購入。ドラッカー本が印象に残っている。
  • 今回の授業はショックでもあったが、得ることが多かった。教育現場に取り入れるべきことばかり。
  • 図解を用いることで文章の組み立てがここまで楽になるのかととても驚きました。
  • 理解度が格段にアップしたことが驚きでした。楽しく勉強ができました。
  • あっとう間に時間が過ぎました。これが論理的に考えるということなんだとわかった。
  • 新聞記事の穴や疑問点が明らかになった。
  • 文章に苦手意識を持っていたが、言われた通りにやってみたら、書けたことに驚いた。
  • 一石二鳥。
  • 理論と実践でよかった。
  • 図を使えば文章も書けてしまうことに驚きと興味。
  • 教育現場で活躍できそうだ。
  • 身につけたいと強く思いました。
  • 新聞記事に論理的でないものがあるとは思ってもみなかったので驚きました。頭を使うので凄く疲れましたが、楽しかった。
  • 小論文、卒論、授業構成、スピーチの構成などあらゆる場面で活用できる。
  • 文章がスラスラ書けました。今日から文章が書けそうな気がします。
  • 考える力も表現力も同時に伸ばすことができる。
  • 今までとは根本的にやり方が違う。