120514

中央教育審議会大学分科会・大学教育部会の部会長の佐々木雄太名古屋経済大学学長が、日経新聞で審議のまとめ「予測困難な時代において、生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」のねらいについて寄稿している。

  • 学士課程の教育の質的転換に早急に取り組むことが大学の責務である。
  • 必要なのは、どんな環境下でも「答えのない問題」に最善解を導くことができる能力、未体験の状況に遭遇したときに、そこに存在する問題を発見し、それを解決する筋道を見定める能力である。
  • 必要なのは「主体的考える力」を育てる「主体的な学び」である。
  • 学生の主体的な学びを喚起する教育上の工夫である。、、、双方向的な授業が求められる。フィルドワーク等を取り入れ、学びのきっかけを作ること、、、。教員は担当授業科目を精選し、、。
  • 明確な教育目標に基づいてカリキュラムを体系的に構築し、その体系の中での個々の授業科目の位置づけをシラバス(授業概要)などに明示する。
  • 授業科目の設定や授業内容の構成を、学部・学科等で組織的に行うことが重要である。、、教学にかかわる大学の意思決定や運営システムの改革も必要になる。

多摩大(経営情報学部)が取り組んでいる以下の改革の方向と一致している。
「現代の志塾」「産業社会の問題解決の最前線に立つ人材を育てる」「問題解決学の構築」「ゼミの多摩大」「カリキュラム体系図」「シラバスの統一感」「学部運営委員会の充実」、、、。