120830

  • 午後、先の教授会で教務委員長(今泉先生)と学部長に一任された秋卒業者の判定会議。池田学務部長と公平係長から説明を受けて承認。
  • 成績優秀者奨学生委員会において各学年の優秀者を選定。授業料全学免除各学年1名と一部免除各学年20名以内の二つの区分があり、今回から彼ら成績優秀者の写真とコメントをホームページで紹介することになった。
  • 矢内事務長と入試関係のテコ入れの相談。
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夜は中央大学経済学部の塩見先生と20年ぶりの再会を果たした。団塊世代の塩見先生は現在では交通政策関係の学者の重鎮になっている。JAL広報課長時代に航空政策に影響力のある識者の一人としてお付きあいがあった。柔らかな人柄は昔のままなので、長いブランクはまったく感じなかった。

特に、ワシントン直行便が開設されたときに、20人規模の識者の大ツアーを企画したことがあり、この時、塩見助教授と仲良くなった。参加者は、大学の交通政策関係の学者たちを中心に、鍛冶先生、関川先生という航空評論家、今は亡き草柳文恵さんら。
米国運輸省関係者の講義、ウイリアムズバーグへのミニツアー、ジョージタウンでのジャズクラブでの演奏、海軍兵学校の見学、、など盛りだくさんの企画だった。
有名なジャズクラブでは三井物産ワシントン事務所長の若き寺島実郎さんも加わった。最近、航空政策研究会で寺島さんに講演してもらったということだが、塩見先生はこのとき紹介したことを覚えていなかった。

最近の航空界の様子、共通の知り合いの消息、「沈まぬ太陽」の話題、互いが授業とゼミで行っていること、多摩学、私の学界転出後15年の動き、所属大学の実情、知研での今後のセミナー、教員採用関係情報など、南大沢の飲み屋であっという間に4-5時間が経っていた。

塩見先生の近編著「現代公益事業--ネットワーク産業の新展開」(有斐閣)をいただく。
水道、電力、電気通信、放送、郵政、高速道路、鉄道、航空など日常生活の基盤となる産業の本質的な役割を明らかにし、豊かな経済社会を構築するための道筋を照らし出す。

現代公益事業 -- ネットワーク産業の新展開 (有斐閣ブックス)

現代公益事業 -- ネットワーク産業の新展開 (有斐閣ブックス)