選挙公約の図解分析と討議。投票先は?

大学院の授業では、総選挙に向けて各政党の公約を図解して討論するという企画。
一人づつ政党を選び、日経の要約と党のHPの公約を渡し図解に取り組んでもらい、全体討議という趣向。以下、アンケートから。

  • 本日も講義及びディスカッションありがこうございました。今まで、どこか他人事のように見過ごしてきた各政党のマニュフェストを図解していただき、自分事になりました。帰りの電車内で選挙を特集した雑誌を読んでいる乗客がいて、気になって覗き込んでしまいました。前回の図解テーマであった韓国大統領選と同様、選挙のニュースが今までよりはるかに興味の対象となり、現在ニュースに釘付けとなっております。次回も何を他人事から自分事に変えることができるか。今から楽しみです。
  • 今回は各政党のマニフェストを図解。これだけ真面目に各党のマニフェストを読み込んでいる人は日本広しとは言え、少ないのではないかと思いました。図解するということは対象に深く迫ることでもあり、マニフェストの図解を通して、各党の本質的な姿が見えてきたような気がします。次週の選挙のための参考になりました。さて、どこが政権を握るか。。今日の分析の結果から予測すると、単独過半数をとれるところはなく、自民と公明党と維新の会の連合となるか?日本未来の党みんなの党は政策をみる限りは、その対抗となり得るようなのだけれど、肌が合い難いのかもしれない。。。民主党はマニフェスが酷いなあと思いました。何も具体的に言わない。全てを曖昧化しているというのは、「卑怯」と言えるのでは?色々と考えさせられる内容でした。
  • 図解したものを比較すると、各政党の特色が明確になり、姿勢の顕著な違いが私にも理解できました。また政策として何を主軸に考えているか、何が足りないか、というよりぼかされているかを認識できる気がしました。帰宅後テレビで政見放送を見て思ったのは、図解で考えた後に政見放送を見ると、とても頭に入りやすいということでした。今日の講義の通り、やはり実際に党首が話す内容と新聞は多少違うということも実感できました。投票の前にはいつもこのようなかたちで各政党別に政策を整理しておくと、理解の曖昧さを払拭できる気がしました。本日もありがとうございました。
  • 衆議院議員総選挙に向け、各党の公約内容が理解できました。各党、それぞれの色が出ていて大きな方向性を学べたことが良かったです。しかし、新聞のピックアップの仕方が各党のマニフェストの主張と異なることが顕著に分かりました。新聞を鵜呑みにしてはダメですね。選挙に向け、さらなる研究をしていきたいと思います。
  • 各政党の公約を図解にする作業はとても面白かったです。それぞれの力の入れ方や、具体的な部分、曖昧な部分の違いが見えてきて、今までになかった視点で選挙を考えることができています。テレビのニュースなどでも、わかりやすく各政党の比較をしてくれていますが、比較のための抜粋であったり、流す映像によって勢いのあるところが目立ったりと、自分の視点で比較することができてなかった気がします。図解の良さは、自ら図にすることで、自ら理解が深まるところであり、自分の判断で投票を決断する際、役に立つ技術であることを改めて感じました。
  • 今までは、選挙で各党の方針をテレビで眺めているだけで、どんなことを言っているかなど、恥ずかしながら、まったく知りませんでした。今回、図解をすることで、各党がどのようなことを掲げているのかを知ることができました。政治に対してもっと興味を持ち、そこに自分の意見も持てるようになるような気がします。図解は本当に理解が深まると実感しました。図解を通して、これからの日本は、道州制であったりと、今までの政治の形と徐々に変化していく方向にあるのかとも思いました。強い日本になれるようによい方向に向かっていけばいいなと思います。選挙の日は授業のため、事前投票に行かなければと思っています。嘉田知事を旗印にして『日本未来の党』に『国民の生活が第一』やほかの小党が合流し、いつの間にか“女性や子供にも優しい“というイメージを定着させ、党の方針もそのような内容になっていて驚きました。。。(小沢一郎うまいなと。。??)宮本さんがおっしゃる通り、私も『みんなの党』と『日本未来の党』は肌が合い難いように思います。昨日の授業もとても楽しかったです。ありがとうございました。