今年最後の講演--JICA(国際協力機構)

今年最後の講演は、市ヶ谷のJICA(国際協力機構)での国際協力人材赴任前研修(専門家等)。
1月から改めて数えてみると今年の講演はこれでちょうど50回になる。毎週1回やっている計算だ。

講義名は、「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力向上(講義・演習)。21人の参加。

派遣国は、カンボジアグアテマラ、モロッコ、ベトナムミャンマー、中国、ボズニア・ヘルツゴビナ、マレーシア、タイ、インドネシアバングラデッシュブルキナファソパレスチナ南スーダン、オアキスタン、アルジェリアスリランカセネガルなど世界中の発展途上国

プロジェクト名は、以下。
観光行政キャパシティ向上支援、都市交通改善、援助調整、保健プログエラム、道路維持管理能力強化、地域開発、法・司法制度改革支援、感染症予防健康教育強化、持続可能な水・衛生システム開発初等教育、水産行政、関税分類・関税評価における透明性・予見性向上、生物多様性・生態系保全のための持続可能な開発、国際観光コリドー・環境保全四川省震災後森林植生復旧計画、水資源・災害対策・環境、医療サービス強化、灌漑システム向上、教育政策、母子保健改善など実に多様な分野のプロジェクトがある。

彼らは3週間の赴任前研修を終えて派遣国に向かう。

終了後のアンケートから。
「開眼しました」「常に変化している状況を把握するために良いツールをご提示いただいた」「図解はinternational communicationのツールとして有用性が高い」「多方面での活用が考えられる」「自分のミッション、組織内での役割が整理できた「頭の整理ができた」「思考の新しい方法を学んだ」、、、。

国際協力分野こそ、プロジェククトエンジニアリング、プロジェクトマネジメントが必要だ。

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