130107


学長年頭あいさつ。

  • 内向き・縮む日本とアジアダイナミズム。2011のシンの一人当たりGDPは5.6万ドル。日本は3.6-3.7。アジアの先端ではない。大中華圏は産業から政治的実態へ。
  • この15年に所得は121万円下落。月10万円。日本は静かなる貧困化へ。車社会にも影響、東京では維持に月10万、カーシェア、レンタル。大学にも影響が出てきている。
  • 多摩大。就任時の問題を一つ一つクリヤーにして一定の方向感の基盤ができつつある。25周年をサバイバルと飛躍の契機にする。。前進を目に見える形にしたい。
  • 教育の質的向上。人を育てる。ゼミ中心、手作り、社会人基礎力、アジア体験、、。
    • 教員の研究者としての質的向上。研究力の向上。テーマ、専門性の深化、そういうものを学生は敬愛。時代と並走。社会性のあるテーマ。一人一つの学会貢献。教職員の一人一つのNPO参画。
    • 大学設置審議会のテーマは私立文科系。大学というビジネスモデルの進化。社会人の取り込み。リレー講座(5.5万人)、もう一歩前へ。
    • 学生への手応えあり。ワークプレイスメントイベントへの参加数最大、学外の活動への参加、インターンシップも多い。内弁慶、引っ込み思案、限界を突き破る。外に出る。
  • 多摩学。インターゼミの多摩学の積み上げ。広域多摩への知見によるリーダーシップ。地域へのこだわり、愛着。しつこく進化。DNAや地歴というローカリティの追求が世界史とつながるグローバルティを獲得。
  • 三位一体。黒字基盤の成立。シナジーとリンケージが重要。院と学部、SGSとSMIS。
  • 学生サポートの充実。情報誌の立ち上げ。25周年を契機に智恵、アクション。
  • 同窓会・後援会との連携。アドバイザリーボード。
  • 日本の劣化は知的セクターの劣化とリンクしている。昨年の院卒者は10万人。このうち無業者(2.4万)と非正規者(3.0万)が合わせて5万人以上。高いプライドと低い現実。高級フリーターがネット犯罪の加害者の温床。社会不安。自分の持ち場で組み止めよう。綱引きの綱を長くして若者も参加させる。

  • 本日の早朝にシンガポールから帰国した学長と10半から懇談。新著「大中華圏」(NHKブックス)のサイン入りをいただく。大中華圏の図解を手交。私の著作数、八木さんの宣教師の本、日本総研、学会の開催、グローバル・リーダー養成、、。シンガポールでの経団連研修に来ないかと誘われる。
  • 3COOのミーティング。教授会規則。
  • 安田グローバルスタディーズ学部長を交えてラウンジで歓談。連携の話題など。下井先生、金先生、、。
  • 豊田先生と意見交換。
  • 19時半からのNHKクローズアップ現代のエネルギー特集。学長出演をみる。