シンガポールモデル

早朝にSQ便でシンガポール着。
寺島実郎さんから電話。
タクシーでホテルに向かいGINのチームと合流し朝食。一日一緒に行動することになった。

高島屋
紀伊国屋書店。日本人相手から変えて成功。
こちらで着るシャツを購入。

チャイナタウン。
Chinatown heritage center。苦難の歴史の館。

ラッフルズホテル
名物ラッフルズスリング。Jim Tompsonのバッグ。

経団連研修

大企業の幹部を対象とした経団連の研修の30名を対象に寺島さんが講演。物産や日本企業も入居しているクロスコーポビル。

  • 大航海時代ポルトガル、スペイン、オランダ、大英帝国
  • 英国人ラッフルズが1819年マラッカに上陸。
  • 山下将軍のシンガポール攻略。英国のパーシバル将軍にイエスかノーかを問う。英国にとって屈辱のシーン。3年半の日本占領。昭南島と命名。
  • リークアンユーは日本軍への協力者だった。情報活動。
  • 1840年アヘン戦争。英国はインドのアヘンを中国に売りつけ茶や香料を買った。英国はインド兵を使った。
  • チャンドラボース。インド独立戦争の闘士。日本軍とインド独立戦争を戦った。アフガン、ソ連、ドイツ。2万人のインド兵。大東亜会議のインド代表。1944.3のインド攻略のインパール作戦で日本は3万人の兵士が死亡。2万人のインド義勇兵。ボースは台湾からソ連に亡命を図るが航空機事故で台湾で死亡。ベンガルのヒーロー。ガンジー、ネールに匹敵。東京裁判でのパール判事の日本無罪論。インドはサンフランシスコ平和条約に参加せず1952年に単独講和。そして1955年のバンドン会議へつながっていく。
  • シンガポールには600人の日本人売春婦。ジャパゆきさん。日本人墓地に眠る。チャンギ空港のある土地は捕虜収容所だった。英国人、そして日本人。
  • 経済のシンガポールモデル。バーチャル国家。見えない財を創出。一人5.5万ドルのGDP。サービス、ソフト、IT、バイオ、、、。健康ツーリズム、検診、。所得税20パーセント。金融所得の利益は無税。
  • 教育のシンガポールモデル。早稲田大学直結の渋谷シンガポール校の成功。欧米の一流大学の分校が続々立地。南洋大学。
  • 観光のシンガポールモデル。LCC、バス並み。マリーナベイサンズ、カジノ。セントソーサ島、世界最大の水族館、ユニバーサルスタジオ、カジノ。
  • 交通のシンガポールモデル。渋滞緩和のための施策(時間、偶数)で金持ちは二台購入。ETCの義務化をすれば、時間帯などによるディスカウントも可能。金銭徴収人が不用になり経費削減。高速道路はシームレスになる。先端技術で管理コストを下げるモデル。
  • 政治のシンガポールモデル。建前は民主主義、実態は一党独裁。中国が興味。
  • 安全保障のシンガポールモデル。フィリピンから撤退した米軍に基地を貸す。主権を維持したまま抑止力を保持。
  • ユニオンジャックの矢と大中華圏の南端としての接点に位置。人と金が集まっている。しかし、アセアンでは不人気。セルフィッシュ、嫉妬心、徳がない。この先どうなるか。

Ionアイオンで夕食。寺島チームは帰国。