文庫カフェで知研のミニ講演会--団塊世代の社会貢献活動

16時。金先生の取材を終えた日本能率協会マネジメントセンターの池淵さんと増田さんがみえて「グローバル・リーダー」の進行状況を確認。そろそろ前書きと後書きを書く時期に来た。

夜は知研のミニ講演会。寺島さん(知研の顧問)からお好み焼きの差し入れあり。
会員の小野恒さんが講師で「民間人から見た事業仕分け公共事業の実態」というテーマ。
小野さんはゼネコンの土木技術者だったが、定年後、地元や近隣の自治体で非常勤の公務員として活動をしている。
市川市事業仕分け」では、構想日本に依頼せずに市独自で実施したこと、7人の仕分け人のうち純粋民間人3人の一人として参加したこと、20事業の仕分けで廃止・民間化・改善・継続・推進と仕分けすること、廃止20件と改善10件との結果、などを興味深く聞いた。数億単位の節減ができている。また、葛飾区役所の公共調達業務監理支援専門員にも就任した経験も聞く。
ある程度の収入と仕事で培った専門性を生かす社会貢献の双方を満足するこういう団塊世代の定年後の活動は素晴らしい。

帰り際に、寺島文庫2階の(一財)日本総合研究所の新たに出向してきたお二人を紹介される。岐阜県庁と三重県庁からで、理事長室付き研究員という名刺だった。