玉村豊男ワールド

箱根のライフアートミュージアムで買った玉村豊男さんの本を数冊読了した。
1945年東京生まれ。東大仏文科卒業。在学中にパリ大学言語研究所に留学し、欧州各地を周遊19070年に帰国。テレビ局に内定するも内定者合宿で向いていないと辞退。その後、国内旅行ガイド、海外旅行コンダクター、通訳、翻訳業などを経て、1972年より文筆業。1983年長野県軽井沢に移住、42歳の年に吐血し輸血でC型肝炎をもらう。1991年には同じく東御市に移住し農園を開拓。2003年ワイナリーを設立。2007年には元箱根に玉村豊男ライフアートミュージアムを開設。

  • 軽井沢は5月の中旬から6月の梅雨入りまでの約一か月のあいだが、一年のうちでもっとも美しい季節である。
  • ノンアルコールビールの登場で、酒のない食卓が淋しくなくなった。週の半分の飲酒日にはおいしいワインを楽しむ。
  • 65歳から始めた筋トレ(ダンベル・マシン)で少しづつ体型が変わってきた。
  • アトリエで、日のあるうちは絵を描き、夕方になったら筋トレをやり、夜はダーツで過ごす。
  • 他人に依存しない人生を送りたいと、若い頃からそう考えていた。
  • つねに前向きに毎日を過ごす心構えで、上質なヴィンテージワインのように、年を経るにしたがって熟成していかねばなりません。
  • 本を書く約束も1年単位で考えるようになりました。溜まった執筆の約束が向こう2年分くらいはある。
  • いちばん危険なのは、ライフワークをもつことです
  • 文章を書くこと、絵を描くこと、ワイナリーを経営すること。
  • 好き勝手にやてきたが案外慎重だった。左足に全体重を移しても大丈夫か完全に確認できるまでは右脚を地面から離さないでやってきた。
  • 病気がなかったらもっとヘラヘラした人生を送ってたかもしれない。
  • ワインづくりには免許が必要。最低6000リットルの生産が必要。膨大な資金が必要。還暦を目前に控えて、私財を投げ打ち借金を重ね会員を募って資金を集めて、ついにワインナリーをつくった。
  • 僕の一番好きなシーンっていうのが、料理や酒を並べて、みんなでバカ話をしながら飯を食っている時間。
  • 原稿は注文を受けて書く職人仕事。絵は描きたいものを描きたいときに描く、プロではなくアーチスト。

晴耕雨読ときどきワイン (中公文庫)

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隠居志願

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今日よりよい明日はない (集英社新書)

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作家の胃袋

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今日は帰りにプールでスイミング。玉村さんの影響を受けて自宅でノンアルコールビール。次は軽井沢を旅しようか。