130530

  • 矢内事務長
  • 学長と懇談。静岡県知事選、JAL、、、。
  • リレー講座:寺島学長「立体世界史の試み―-17世紀オランダ論」。

    • アベノミクス外資の決算期の6月末に向けて悪魔のシナリオ(売り抜く資本主義)が近づいている。日本経済に希望があれば外資は株を保有するだろう。
    • 政府の日本マネー投入の模索。GPIF(年金)と郵貯の資金を活用。110兆円の年金運用資金(6割が国債運用。11%が株)の3-10%を使いたいという誘惑。これで外人も保有し続ければ2万2千円に。カンフル剤とバイアグラによる調整インフレ願望。
    • 長期金利上昇という副作用。財政圧迫・住宅ローン金利上昇。
    • 2012年10月から2013年3月まで:原材料2割上昇、最終消費2.2%上昇。所得は増えていない(可処分所得ー0.2%。現金給与ー0.8%)
    • 秋にかけて物価上昇と所得減少のジレンマに陥るか。資産家と企業は潤うが給料は上がらない。株高と海外収益で潤う経営は勤労者に分配する意欲が湧かない。消費税増税が追い打ち。
    • 株:BRICSの退潮。日本45%アップ、米国15%、ドイツ8%、インド2%。
    • 成長戦略のキーワード(女性・医療・農業、)は見えてきたが、プロジェクトとして実体化するシナリオと推進主体が見えてこない。
    • マクロエンジニアリングの欠如。方向感と納得感。例えば、、。
      • 圏央道・外環道が5年以内に完成する。名古屋や関西も同様。これを日本列島の活力にどうつなげるか。思い切り前倒しする。
      • 中央リニア新幹線は15年後に東京・名古屋を30分でつなぐ。その17年後に名古屋大阪という予定。東京大阪までを10年以内に完成させる。
      • キャンプ那須構想。首都機能移転・分散。白河に。
    • 立体世界史:2010年秋から16回の連載。今回は世界遺産となった岩見銀山。キリシタンの弾圧などへ続く。
  • ゼミ・図解実習と各プロジェクト毎の打ち合わせ。
  • 永山でゼミの「ヴェルディ班」との懇親会。主として2年生と懇親を深めた。