131010

  • 高野課長とインターゼミの相談。
  • 矢内事務長と定例打ち合わせ。
  • リレー講座は湘南のグローバルスタディーズ学部の安田学部長

    • 「絵画に見る近代中国:歴史の重みを探究する」
    • 18−19世紀に画かれたた中国人画家の作品の特徴
      • 全体的な枠組みで物事をとらえる。風景画では昼と夜、四季、年間、製造工程。肖像画ではモデルの職種や社会的地位が理解できる。
      • 物語性が強い。南京条約の後からは、内陸部の視覚化や中国人と西洋人の社会的地位が視覚化。衰退・腐敗が読み取れる。
    • 香港返還に伴って美術市場に変化。新聞社、雑誌社、企業での美術コレクションの自己検閲が一般化。
    • 記録画は中国(中国人)に受け入れられない。
    • 18世紀には西洋諸国は中国を模範。ワシントン大統領は中国美術品の愛好家。ジェファーソンは中国風の廟を模倣して建てている。ベンジャミン・フランクリンは有用なものをノートにとった。
    • 1999年以降、国の文化や歴史的経験を保持するための予算を組んでいる。世界に散らばった中国美術品を取り戻そうとする執念。
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清朝時代に欧州列強から搾取された時代に、中国美術品が欧米にわたってしまった。現代中国はこれを取り戻そうとしている。日本の浮世絵に代表される江戸とそれ以前の美術品が海外に離散してしまっている状況と似ている。

  • ゼミ

  • 小林、樋口、金先生らとラウンジで懇談。