大学院講義のテーマは図解で「孫正義の人物像に迫る」

本日の大学院の主要テーマは、「孫正義の人物像に迫る」。
後半に入ったのだが、18名という高い出席率だった。
冒頭は図解文章法の感想を聴いてコメント。次に企画の立て方の実例。

以下、出席者のフェイスブックへの感想から。

  • 後2回でこのご講義が終わりになるのが、とても残念です。私は、もちろん図解そのものに奥深さと難しさと面白みとを感じておりますが、もうひとつとても興味深く味あわせて頂いているものは先生が出される毎回の図解のテーマ、課題です。「そうか・・・そういうところから出題なさるのか」と、先生の着眼点と、そのご発想の豊かさにとても共感と学びを感じています。それは、コーチという私の仕事にあてはめますならば、多角度から投げる問いやワークの創り方と同じで、負荷と自由度が適度に配合され、それは毎回確実にステップアップしていく配合で、受講者や参加者の可能性を伸ばし、成長を促進させる、なんとも絶妙のバランスに毎回唸らせて頂いております。今回の私の孫さんの図解は、温かなお人柄の王貞治さんの文章がシンプルであったため、自分の図解もシンプルに、と意識し過ぎて、内容的に単調で浅すぎたことが反省です。文章の簡素化を意識するばかりに、大切な言葉をも省いてしまった感があり、なんだか悔しい今です。この悔しさ(笑)をバネに、次回と宿題をがんばります。それにしても孫さんの、「やるなら世界一」「トイレで、簡単だ、簡単だ、簡単だ」「承認欲求を満たす二枚舌」などの名語録も今回の学びのひとつです。ありがとうございました。
  • 今回の授業に、人物を図解しました。最初文章を読むと、関係をうまく組み立てなくて、構想を練るのに時間がかかりました。もう一度キーワードを抜き出して、やっと理解することができました。読解力が足りないと痛感しました。今日の宿題が難しいですが、挑戦して、頑張りたいと思います。ありがとうございました。まだ今度の授業を楽しみしております。
  • 多摩大学大学院での「図解講義」は、毎回「新しい発見」があります。図解に表現すればするほど、今の自分に足りないものが見えてきます。今夜は、久恒先生が、愛情一杯で、毎週出される(笑)「図解課題」の御蔭で、自分の「図脳力」を磨ける実感が、さらに持てました。キーワードを抽出して、丸で囲み、線で結び配置し終えた後、鳥瞰図へ変えて全体像をアウトプットする「図解スピード」は、格段に上がって来たことを感じています。しかし、まだまだ、小生の「図解修業」は、道半ば。自分自身が補うべき「新しい発見」は、鳥瞰図に配置した後、関係を結ぶ「線」の

見つけ方、結び方の手落ちと漏れがあることに気づきます。ゆえに、今夜も、皆さんの「図の描き方」を学ばせて頂きました。最後に、次回は「久恒宿題」がないかな?と感じていたら、甘かったですね。やっぱりありました。そこで、図解課題の「演習」をやればやるほど「腕」が上がることを実感しているので、息を「ふぅー」と吐きがら、孫さんの「ツイッターの口癖」で締め括ります。【やりましよう!】

    • 図解からの文章は、図解より難しかったです。また皆さんで孫さんの図解をやると短時間で孫さんの凄さがわかりました。当社にも孫さん見たいな社長がいれば良いですが。孫さんの豆腐の数え方は、勉強になりました。頭を柔らかくして色んな事勉強したいと思います。どうもありがとうございます。
  • 冒頭の幸せとは?の図は大変参考になりました。身の回りのことも図解にして引き出しとして持っておけば、仕事や判断基準としてもすぐに応用できること、ぜひ実践してみようと思います。
  • 後半に向かっての本日の授業についての感想です。(前回の課題は、「どうしたら幸福に〜」の課題に挑戦してましたが、最後まで完結していない点が反省です。。)小・中・高校生、幼児教育に至るまで、「図解による文書の書き方、ものの捉え方」の導入を行ったらどれだけの文豪が誕生するか、どれだけ国語力の養成になるかと思うと残念でたまりません。先人より凝り固まった文書術なるものが反映し、書く楽しみ、喜び、考えることの楽しみ、面白さがありませんでした。今後は大人だけでなく青少年の子供たちにも着目した教育普及にご期待申し上げる次第です。さて、本日の授業は、日本を代表する経営者の一人、孫正義氏を、与えられた課題の中で、多角的多様的側面で図解化し発表する内容でした。各個人の主観的とはいえ、それぞれに課題に対して多様な視点での表現と個性あふれる図解表現が面白かった。・論理的に物を捉えブレないようにしっかりと証言すること、つまり読解力も必要であることも再確認。・経営者として、全体を見ることと説明力の重要性の再確認。・図解は劇薬である。使い方次第では毒にも薬ににもなる。純粋に受け止める性格者にはもってこい。その人の生き方を否定する要素もある。今後は、積み重ねを通して、業務等を通して、他者に理解し納得させる図解表現をマスターすることを目標にします。
  • 雑誌で記事を読むと、何となくわかった気になりますが、それを図解にすることで、初めて「腑におちる」ことがたくさん出てきますね。たとえば、孫正義氏の、企画検討会議で行き詰まった時の行動とおまじない。いったんトイレに抜け出して、「簡単だ、簡単だ、簡単だ」と3回唱えてから、戻って「思い付いた」と叫んで鋭い指摘をするとのこと。まさに、「シンプル・イズ・ベスト」で仕事をすることの大切さを痛感しました。
  • 孫正義の実像「図解」を通じて、成功哲学の一端に触れることができました。行き詰まったときは大きな枠で捉える。そして、「ちょっとトイレ」で環境変えと気分転換。
  • 本日は遅れてすみません。みなさんが作った孫さんの図解を拝見し、さらに説明を聞いて、短時間でよく理解できました。図解ってすごいなと改めて感じました。