安藤百福のエピソードと至言に酔う

「転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百福」(安藤百福発明記念館編)。

安藤百福のエピソード。

  • ハレー彗星が見えた年に誕生。「世の中に幸せをいっぱいもたらすような人間になって欲しい」との重いから「百福」と命名された。
  • 日清食品:日々清らかに豊かな味をつくりたい、という願いが社名になった。
  • 総合商社の事業分野の広さを「ラーメンからミサイルまで」というキャッチフレーズが使われた。安藤は不満で「ミサイルからラーメンまで」にして欲しかったそうだ。ラーメンは平和産業。
  • 1971年の浅間山荘事件で機動隊がカップヌードルを食べる映像で大ブームとなった。
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安藤百福の言葉は実にいい。

  • 人生に遅すぎるということはない。
  • 創業とは一粒の種を撒くことである。
  • どんなに優れた思いつきでも、時代が求めていなければ、人の役に立つことはできない。
  • 人の集まるところには、需要が暗示されている。
  • 創業者には定年がない。
  • 発明はひらめきから。ひらめきは執念から。執念暗なきものに発明はない。
  • 子どものように、いつも「なぜ?」と疑問を発しなさい。
  • 開発とは時代を読む作業である。
  • 時代に変化に対応するのではなく、変化をつくり出せ。
  • 不即不離の付き合いが長続きする。
  • 企業力とは、問題が生じた場合、一丸となってことにあたる仕組みにほかならない。
  • 一時的なヒット商品よりも、新しい市場を創造していく商品を作れ。
  • インスタント食品とは時間を大切にする食品ということになる。
  • 社員はもとより、社会全体がトップの姿勢を見ている。社長の座は十字架を背負っているようなものだ。
  • 社長とは権力ではない。責任の所在を示している。
  • 社員の結束を図るために、トップは先頭に立って旗印をかかげる必要がある。
  • 事業はすべて、進むより退く方が難しい。
  • 仕事をするのは組織ではなく人である。
  • 人のやらないことをやれ。やれそうもないことを成し遂げるおが仕事というものである。
  • 興味をもって取り組んだ仕事には疲労がない。
  • 余人をもって代えがたい人になりなさい。
  • 自らの足で歩き、自らの目で確認しなさい。そうでなければあなたの話には重みも説得力もない。
  • 時計の針は時間を刻んでいるのではない。自分の命を刻んでいるのだ。
  • 食の仕事は聖職です。
  • 食べれないものを食べられるようにするおが料理というものである。
  • 味に国境はない。
  • 人類は麺類だ。
  • 「?」は、「!」のモト。
  • 「気宇壮大 心眼千里」「体力智力 気力全力」「企業在人 成業在天」「入心入魂 自立自進」